傑作映画ランキング(21世紀)

21世紀の傑作・名作映画ランキング(世界)。高評価ベスト30。~キネヨコ編集部

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1~10位

順位 作品 説明
「ソーシャル・ネットワーク」
(2010年、米国)
ソーシャル・ネットワーク
デビッド・フィンチャー監督。世界最大の会員制交流サイトSNSを運営する巨大IT企業「フェイスブック」(Facebook)は、いかに誕生したのか? 創業者のマーク・ザッカーバーグが、大学在学中にサイトを創設し、瞬く間に億万長者になっていく過程を描いた。

米ハーバード大の学生、マーク・ザッカーバーグは恋人と別れた腹いせに、学生の名簿情報をハッキングしてサイト上に掲載する。反響に目をつけた仲間と交遊サイトを企画。ところが、マークは別のパートナーと組むなど仲間を無視。次々と訴えられるが、意に介さない。

友情から裏切り、そして、対決へ。「金」と「成功」をめぐり、人間関係が泥沼化していく。 現在進行の時系列と苦い過去が錯綜(さくそう)する構成もキャラクターの進歩ならぬ変化を際立たせてもいる。

出演=ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイクほか。 米アカデミー賞で脚色賞、編集賞、作曲賞の3部門で受賞。作品賞争いでは、なぜか「英国王のスピーチ」に敗れた。キネマ旬報ベスト・テン(外国映画)2位。

■21世紀版「市民ケーン」
本作が「21世紀版市民ケーン」と称えられ、時代を象徴する傑作とされる理由は、単なる起業家物語に留まらない多層的な鋭さにある。

■「つながり」の皮肉と孤独の描写
世界を「つなげる」システムを作った男が、最も身近な親友との絆を壊し、誰よりも孤独になっていく。このアイロニー(皮肉)は、SNSが普及した現代社会の歪みを予言的に描いており、デジタル時代の悲劇として普遍的な価値を持っている。

■「三才」による完璧な調和
アーロン・ソーキンによるマシンガンの如き緻密な台詞回し、デヴィッド・フィンチャーによる冷徹でスタイリッシュな映像美、そしてトレント・レズナーによる不穏なエレクトロニカ・サウンド。この三者の才能が完璧に融合し、IT界の熱狂と虚無感を唯一無二の緊張感でパッケージ化した。

■権力の移行を捉えた歴史的価値
かつての富の象徴であった「石油」や「鉄鋼」に代わり、「情報」と「アルゴリズム」が世界を支配する新時代の幕開けを、これ以上ない鮮烈さで記録した点において、本作は21世紀の歴史資料としての側面も持つ。
「ロード・オブ・ザ・リング」
(2001年、米国/ニュージーランド)
ロード・オブ・ザ・リング
ファンタジー映画の最高傑作。 21世紀初頭の世界の人たちを感激させた。 3部作の記念すべき第一弾。

魔力を秘めた指輪をめぐって繰り広げられる壮大な戦いと冒険を描いたアドベンチャーアクション。撮影に1年2カ月を費やし、完成にこぎつけた。

従来の映画製作は、第1作のヒットを受けて続編を作るというスタイルが一般的だった。しかし、本作では、製作前から世界的なヒットを見込んで、一気に3作を撮り上げた。ピーター・ジャクソン監督は「CGを多用した大作になると、1億2000万ドル(約146億円)程度は当たり前。今回の映画は3本分にすれば、それより1億ドル(約122億円)少ない予算で作られたことになる」と語っていた。

3本分製作費2億7000万ドル、撮影期間1年2か月、合計撮影日数274日、スタッフ総数2000人、エキストラ約2万600人という超大作。計算上は1日の撮影当たり約100万ドルが使われたことになる。

原作は「指輪物語」。J・R・R・トールキン作で1954年に刊行。全世界で4000万人、日本でも30万人以上の愛読者がいると言われる。ホビット族という身長50センチにも満たない小さな部族の青年が、悪の指輪を遠い火山の亀裂に投げ捨てるために、危険を乗り越えて旅する話。SF映画「スター・ウォーズ」や、日本生まれのゲーム「ファイナル・ファンタジー」「ドラゴンクエスト」の原点とも言われる。

ニュージーランドで行った戦闘シーンの撮影は同国軍兵士6000人が参加、迫力の映像を作った。出演者はイライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リブ・タイラー、ケイト・ブランシェットら。

監督のピーター・ジャクソンは、母国ニュージーランドで低予算のホラー映画を多く手掛けてきたが、このシリーズでハリウッドのヒットメーカーに躍り出た。
「千と千尋の神隠し」
(2001年、日本)
千と千尋の神隠し
20世紀から21世紀序盤に日本のアニメ界をリードしたジブリの最高傑作。

英BBCが2016年に世界の映画評論家の投票で選んだ「21世紀の偉大な映画ランキング」では、堂々の4位に入った。 2017年に米紙ニューヨーク・タイムズが選んだ「現時点での21世紀のベスト映画」で2位に選ばれた。

人が今まで見たことがないような独特な世界観とキャラクター群像を創り出した。

アニメがCG(コンピューター・グラフィックス)へと移行するなかで、伝統的な手書き風味のアニメのすごさを世界に示した。

アカデミー賞アニメ作品賞を受賞。 ベルリン国際映画祭で最高賞(金熊賞)を獲得した。 世界50か国で劇場公開された。
「ムーンライト」
(2016年、アメリカ)
ムーンライト
マイアミの貧困地帯で育つ黒人少年の成長を、3つの時代(幼年期、青年期、成人期)を通して描く。

最小限の台詞と低予算という制約を、純粋な映画的知性と感性によって「奇跡」へと変えた一作。公開から歳月を経るごとに、その静かな輝きは増しており、21世紀に生まれた最も「純度の高い」人間賛歌として語り継がれている。

人種、貧困、性的指向という重厚なテーマを扱いながら、本作の核心はそこにはない。カメラは、主人公の「震える背中」や「言葉にならない沈黙」を執拗なまでに美しく捉え、一人の孤独な魂が「自分は何者か」を問い続ける内面的な旅路を、観客自身の体験として共有させる。

最終章、屈強な男へと変貌した主人公が見せる一瞬の「少年の瞳」は、映画史に残る最も切実なカタルシスをもたらす。
「パラサイト 半地下の家族」
(2019年、韓国)
パラサイト 半地下の家族
2019年に公開され、第92回アカデミー賞で非英語圏の映画として史上初となる作品賞を受賞した、韓国映画界の至宝ポン・ジュノ監督による衝撃作。

内職で食いつなぐ全員失業中のキム一家(貧困層)が、IT企業の社長であるパク一家(富裕層)の豪邸へ、経歴を偽って一人ずつ「寄生(パラサイト)」していく、という設定。

前半は、小気味よいテンポで進むコンゲーム(騙し合い)コメディの様相を呈する。しかし、ある嵐の夜を境に、物語は予測不能なサスペンス、そして凄惨なスリラーへと急転直下する。

コメディ、ホラー、社会派ドラマといった既存のジャンル枠を軽々と飛び越え、一つの作品の中に共存させている。笑っていたはずが、次の瞬間には恐怖に凍りつく。この感情のジェットコースターこそが、世界中を熱狂させた最大の要因である。
「別離」
(2011年、イラン)
別離
米アカデミーアカデミー賞外国語映画賞に輝いた。イラン映画として初の快挙。 ベルリン国際映画祭では、最高賞の金熊賞(作品賞)を受賞。さらに、女優賞に出演女優全員が、男優賞に同じく男優全員が輝いた。

アスガー・ファルハディ監督が、38歳のときに製作した。 監督は「黒澤明監督の『羅生門』を意識した」という。

イランの首都テヘランの家庭が舞台。 離婚の危機にある夫婦が登場する。 娘の将来を案じて海外移住を迫る妻と、認知症の父を残して行けないと言う夫。 亀裂が広がり、妻は家を出ていってしまった。 そこで夫は、女性をヘルパーとして雇って父の介護をさせる。 その女性ヘルパーは、敬虔(けいけん)なイスラム信者。経済的に貧しい。 そして、ヘルパーと夫の間にトラブルが起き、裁判沙汰となる。
「シティ・オブ・ゴッド」
(2002年、ブラジル)
シティ・オブ・ゴッド
1960年代から80年代にかけてのブラジル貧民街を舞台に、対照的な道を歩む二人の少年の姿を描き出す。

激しい手持ちカメラの動き、スタイリッシュな色彩設計、そして超高速の編集。それまで「社会派作品=静かで重厚」という固定観念があったが、本作は「社会問題こそ、強烈なエンターテインメントとして描き出すべきだ」という手法を確立した。

「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイルをはじめ、多くの映画人が本作の影響を公言している。スラムの過酷な現実を、ポップなエネルギーと高度な映像技術で描き出すスタイルは、後の多くの作品の雛形となった。

最大の特徴は、「圧倒的なリアリズム」と「ミュージック・ビデオのような疾走感」の融合にある。出演者の多くに実際に貧民街で暮らす素人を起用しており、彼らから引き出された生々しい演技が、スクリーンから熱気となって溢れ出す。
「花様年華(かようねんか)」
(2000年、香港/フランス)
花様年華
ウォン・カーウァイ監督の作品。第7作目。脚本・製作も兼ねる。

美しく深い大人の恋愛映画。 成熟した男女の心の機微を静かに描く。 レトロな雰囲気がただよう。昔風の映画だ。 主人公の2人は密会を重ねるが、ベッドシーンはない。

「恋する惑星」「ブエノスアイレス」などで日本でも絶大な支持を得ていたカーウァイ監督。 本作では、息をのむほど美しい映像と感情劇で、世界を魅了した。 カンヌ国際映画祭で、男優賞(トニー・レオン)、高等技術院賞受賞の2冠に輝いた。

1962年の香港が舞台。主人公は、新聞編集者の男性(トニー・レオン)と、商社秘書の女性(マギー・チャン)。 2人はいずれも既婚者。 同じ時期に、夫婦で同じアパートの隣室に引っ越してきた。

隣人としてあいさつを交わす2人。 やがて、この男性の妻と、女性の夫が不倫関係にあることに気づく。 題名「花様年華(かようねんか)」の意味は、「女性が満開の花のように美しく輝く時」。

公開当時、主演男優トニー・レオンは38歳。主演女優マギー・チャンは36歳。すでに2人とも国際的な評価を確立し、10年以上も香港映画界でトップの地位を走ってきた。 トニーは感情を抑えた男の渋さを見事に表現した。

マギーが場面ごとに柄違いの中国服を十着ほど着替える。 陰りを帯びた大人の色気を醸し出しながら、心の揺れを映す。
「6才のボクが、大人になるまで。」
(2014年、アメリカ)
6才のボクが、大人になるまで。
6歳の子どもが18歳になるまでの家族のドラマを、主な役者を変えずに12年かけて撮影した。成長のほろ苦い過程を、少年の目線を通してきらきらと描いた遠大なプロジェクト。

主人公のメイソン君が順調に成長してゆく中でも、生活環境にはいくぶんかの変化がある。パパとママが離婚したり、ママが新しい相手と再婚して、きょうだいが増えたり。

監督・脚本・製作は、リチャード・リンクレイター。イーサン・ホークとジュリー・デルピー主演の「ビフォア3部作」で有名。ビフォア3部作とは、「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」(1995年)、「ビフォア・サンセット」(2004 年)「ビフォア・ミッドナイト」(2014年)で、ほぼ10年の間隔を置いて撮られた3作品のことだ。

「スクール・オブ・ロック」(2003 年)や「バーニー/みんなが愛した殺人者」(2011年)などの優れたコメディでも有名。
10 「ダークナイト」
(2008年、アメリカ/イギリス)
ダークナイト
アメコミという素材を借りながら、その実態は極めて重厚なクライム・ドラマであり、21世紀の映画史に燦然と輝く金字塔である。

クリストファー・ノーラン監督が持ち込んだ徹底的なリアリズムは、ジャンル特有のファンタジー性を排除し、テロリズムや監視社会、倫理の崩壊といった現代社会が抱える暗部を浮き彫りにした。特にヒース・レジャーが怪演したジョーカーは、秩序を嘲笑う「純粋な混沌」としてアイコンになった。

アメコミ映画が芸術的評価や賞レースの対象となり得ることを証明した、エポックメイキングな一作である。

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11~20位

順位 作品名 説明
11 「きっと、うまくいく」
(2009年、インド)
12 「パンズラビリンス」
(2006年、メキシコ/スペイン/アメリカ)
13 「ノーカントリー」
(2007年、米国)
14 「それでも夜は明ける」
(2013年、イギリス/アメリカ)
アメリカの恥部である奴隷制度と正面から向き合った作品。 1853年に出版した手記に基づく実話映画。

主人公は、米国北部ニューヨークで自由人として生まれ、音楽家として平和に暮らしていた黒人。 ある日、人身売買組織に誘拐され、奴隷制が残る南部に連行され、奴隷にさせられる。

アフリカ系英国人スティーブ・マックイーンが監督を務めた。 黒人監督の映画として史上初めてアカデミー賞作品賞を獲得した。

スター俳優ブラッド・ピットが、自ら経営する映画会社で製作した。 商業的に儲かる題材ではないため、ハリウッドの大手スタジオからは敬遠されたが、 ブラピが自ら出演することで、資金を集めた。
15 「ヤンヤン 夏の想い出」
(2000年、台湾/日本)
台湾の名匠エドワード・ヤン監督の代表作。 台湾と日本の合作。

台湾のやや豊かな中流家庭を描く。 家族一人ひとりの葛藤(かっとう)や感情の行き違いをいくつもいくつも組み合わせている。 親戚や近隣、会社や学校と、人間関係は広がる。 平凡な話を2時間53分もの長尺に作り上げた。

ヤンヤンは八歳のおとなしい少年。彼は大人たちのやることを黙って見守っている。 お父さんはコンピューター会社の幹部社員。会社の経営が不振となり、日本の著名ゲーム・プログラマーと組んで、立て直そうと尽力する。

おばあさんが脳卒中で倒れ、その介護で疲れたお母さん(エレン・ジン)はノイローゼ状態から新興宗教にのめりこむ。 姉さんは女子高生で、隣に越してきた銀行家の一家の娘と仲よしになるが、複雑な人間関係に巻き込まれる。

英題は「Yi Yi: A One and a Two」。人生はジャズのリズムカウントのようにシンプルだ-という監督の思いが込められているという。

イッセー尾形が日本のプログラマー役で出ている。

カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。 全米映画批評家協会で最優秀映画に選ばれた。
16 「トラフィック」
(2020年、アメリカ)
17 「サウルの息子」
(2015年、ハンガリー)
18 「マネーショート」
(2015年、アメリカ)
19 「4ヶ月、3週と2日」
(2007年、ルーマニア)
自由がなく、女性の権利が奪われたルーマニアの共産主義国家が舞台。 女子大生の主人公が、望まない妊娠をしてしまったルームメートの違法な中絶を手助けする。 その緊張感に満ちた一日を描いた。

2007年のカンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した。

独裁者チャウシェスク政権末期の1987年。労働力確保のため、女性は最低3人の子供を産むことを強いられた。中絶には厳しい懲罰刑が科せられていた。 大学生のオティリア(アナマリア・マリンカ)は、中絶を望む寮のルームメート、ガビツァ(ローラ・ヴァシリウ)を助ける。

音楽やクローズアップといったありふれた演出を避け、カメラはワンシーン、ワンカットの長回しで登場人物を追い続ける。ドキュメンタリー風の荒々しい場面展開。 固定カメラは一切使わず、全編で「Easyrig」と名付けられた独自カメラを起用。逆L字型の棒の先端にカメラがひもでつるされ、それを背負った撮影監督の動きに応じてカメラも揺れるという。

ルーマニアの俊英クリスティアン・ムンジウ監督。 ヒロインを演じたのは、ルーマニア出身のアナマリア・マリンカ。
20 「マルホランド・ドライブ」
(2001年、アメリカ)

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21~30位

順位 作品 説明
21 「グリーン・デスティニー」
(2000年、台湾)
アン・リー監督
22 「サイドウェイ」
(2004年、アメリカ)
23 「インファナル・アフェア」
(2002年、香港)
24 「エターナル・サンシャイン」
(2004年、アメリカ)
25 「ドライブ・マイ・カー」
(2021年、日本)
26 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
(2007年、アメリカ)
27 「アバター」
(2009年、アメリカ)
28 「愛、アムール」
(2012年、オーストリア)
29 「殺人の追憶」
(2003年、韓国)
ポン・ジュノ監督
30 「ミーン・ガールズ」
(2004年、アメリカ)
31 「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」
(2003年、ニュージーランド・米国)
英国のファンタジー小説「指輪物語」が原作の3部作最終章。世界を滅ぼす指輪を葬る長い旅。 主人公は指輪の魔力に何度も屈しそうになりながら、ついに目的地の滅びの山にたどり着く。

人間、精霊、魔法使いが共存する国の栄枯盛衰と、旅の仲間の愛と友情を壮大なスケールで描く。 第3部は成長したホビットたち、種族を超えた友情、生死をかけた壮絶な戦いとそれぞれの人物に劇的な展開となる。

2004年の米アカデミー賞で作品賞ほか最多11部門にノミネートされ、すべての部門を受賞を果たした。 11部門受賞は『ベン・ハー』『タイタニック』と並ぶ、歴代最多のタイ記録だった。
32 「ゼロ・グラビティ」
(2013年、アメリカ/イギリス)
宇宙の闇に放り出された宇宙飛行士を描く。 SFというよりは、宇宙を舞台とする人間ドラマ。 アカデミー賞の作品賞を「それでも夜は明ける」と争い、敗れた。

主人公は、NASAの女性宇宙飛行士。サンドラ・ブロックが演じる。

【あらすじ】ある日、主人公はスペースシャトルで仲間とともに船外活動をしていた。 すると、地球の本部から「作業を中止し、すぐに帰還せよ」との命令が届く。 ロシアの人工衛星が大破し、その破片が猛スピードで迫っていたのだ。 シャトルとつながったロープが破片で切断され、 主人公は宇宙へ放り出されてしまった。

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