長内那由多

[ 劇作家、俳優、演出家 ]
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422 作品
レビュー本数
433 作品
鑑賞した映画
93
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プロフィール
タマネギ畑が広がる北海道のド田舎で多感な思春期を過ごす。中学2年生で「恋人までのディスタンス」のジュリー・デルピーに恋をする⇒メインの更新は本館ブログへ移行しました。こちらでは劇場公開作についてたまにアップします。
最新レビュー
ドント・ブリーズのポスター
ドント・ブリーズ
投稿: 2017年01月08日
8

ラストベルトの死闘

ぎゃー怖ぇええ! 『ドント・ブリーズ』は所謂“ナメてた相手が殺人マシンでした映画”だが、バイオレンスのカタルシスではなく、徹底してミニマルを極めた演出によって恐怖映画として成立しているのが特徴だ。物音1つ立てる事のできないシチェーション...

新たなる希望へのリレー

ディズニーにとって初の番外長編映画となる『ローグ・ワン』は絶対に外せない1本だったハズだ。だが、そこで守りに入らないのがスピルバーグの盟友、製作のキャスリーン・ケネディである。『GODZILA』のギャレス・エドワーズを起用する野心と気概を見せた...

この世界の片隅にのポスター
この世界の片隅に
投稿: 2017年01月06日
10

目の高さの戦争

物語は昭和8年(1933年)の広島から始まる。当時の資料から徹底再現された街並みはきらびやかで、方や漁村の暮らしは慎ましくも美しい。ディテールの細かい生活描写には今よりも豊かな時代だったのではと思わせてくれるものがある。 ヒロインのすずは天...

彷徨える河のポスター
彷徨える河
投稿: 2016年12月24日
8

闇の奥

近年の南米映画の躍進は聞き及んでいたが実際、目の当たりにすると未だ見ぬ映画言語に圧倒されっぱなしだった。コロンビアの俊英シーロ・ゲーラ監督はコッポラやヘルツォークといった偉大なフィルムメイカー同様、ジャングルに分け入り、その闇の奥を撮ら...

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリポタ

正直な話、大成功を収めた本家シリーズよりも楽しめた。オスカー俳優エディ・レッドメインが内気で少しおっちょこちょいな魔法使いニュート・スキャマンダーに扮してまたしても性格俳優ぶりを見せつけ、ヒロイン・ティナ役はptaの『インヒアレント・ヴァイ...

グランドフィナーレのポスター
グランドフィナーレ
投稿: 2016年12月08日
3

YOUTH↔OLD

まだ40代というのにイタリアの気鋭パオロ・ソレンティーノはやけに老成した作品ばかり撮っている監督だ。ショーン・ペンが老いぼれグラムロッカーに扮した『きっと、ここが帰る場所』や、アカデミー外国語映画賞を獲った『グレート・ビューティー』とい...

ガール・オン・ザ・トレインのポスター
ガール・オン・ザ・トレイン
投稿: 2016年12月07日
7

3つの車窓

主人公レイチェルは通勤電車の車窓から見える1人の女性に妄想を募らせていた。彼女の名前、夫の名前、職業、そして2人の愛に満ちた生活…。ところがある日の車窓でレイチェルは彼女が夫以外の男と仲睦まじくしている姿を目撃してしまう。自身も夫に裏切ら...

スター・トレック BEYONDのポスター
スター・トレック BEYOND
投稿: 2016年12月07日
7

スペースオペラじゃないよ、スペースロックだぜ!

これまでの監督J・J・エイブラムスが離脱した事でタメがなく、せわしない演出からも、オールドファン向けのマニアックなネタでくすぐるドヤ顔演出からも解放され、いわば『スター・トレック』らしい安さとタルさが取り戻されているのが特徴だ。 謎の惑...

アートと人生の折り合い

イーサン・ホークが意気投合したのも頷ける。87歳のピアノ講師シーモア・バーンスタインの語り口はまるでホークが脚本を手掛けた“ビフォア3部作”のセリーヌやジェシーと同じだ。芸術を愛し、人生を模索し、そしてユーモア抜群。アーティストとしていか...

ルームのポスター
ルーム
投稿: 2016年12月04日
8

セカイの狭さ、世界の広さ

4畳ほどの狭い部屋にトイレもベッドもお風呂もキッチンも揃っている。そこには“ママ”と5歳になるジャックが仲良く暮らしている。外界との接点は電子ロックで固く閉じられたドアと小さな天窓のみ。世界はこの“部屋”を残して滅んでしまったのだろうか? ...

コードネーム U.N.C.L.E.のポスター
コードネーム U.N.C.L.E.
投稿: 2016年12月03日
3

気取ってどうする

99年の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で鮮烈なデビューを飾った監督ガイ・リッチー、製作マシュー・ボーンが2015年にそれぞれオールドスタイルなスパイ映画を発表した偶然は哀しいかな、大きく開いてしまった両者の実力の差を示...

ディーパンの闘いのポスター
ディーパンの闘い
投稿: 2016年11月06日
7

カンヌの選択

フレンチノワールの巨匠ジャック・オディアール念願のパルムドール受賞作だが、これまでが珠玉の傑作群ばかりだったせいか現地では“番狂わせ”“期待はずれ”と報じられた。カンヌもオスカーも多分に政治と年功序列が左右する場だが、なかなかどうして。仏産...

ヘイトフル・エイトのポスター
ヘイトフル・エイト
投稿: 2016年11月03日
8

憎しみの雪中西部劇

これは西部劇というより、現代を風刺する社会派映画じゃないか!スカした編集も遊び心タップリの選曲も封印し、“タランティーノ一座”とでも言うべきオールスターキャストに膨大な台詞を与えて、さながら舞台劇のような腰の据わりようである。 雪深い山...

君の名は。のポスター
君の名は。
投稿: 2016年11月01日
9

ふたりの瀧くん

映画はこんな言葉から始まる。 “目が覚めると泣いている。起きたら忘れていて、何か…欠けている。ずっと探している気がする”。 新海誠らしいポエティックな台詞に、僕は何年も前に見たきり忘れていたクシシュトフ・キェシロフスキ監督の91年作「ふたり...

サウルの息子のポスター
サウルの息子
投稿: 2016年10月28日
10

サウルの息子とは何か?

第二次大戦時、ナチスドイツによるユダヤ人収容所で同胞殺しに従事させられたユダヤ人部隊“ゾンダーコマンド”を描く本作は地獄絵図の中、人間の尊厳とは何かを追い求めていく。 描写力に度肝を抜かれる。巻頭早々描かれる“死のシャワー室”。パニック状...

スティーブ・ジョブズのポスター
スティーブ・ジョブズ
投稿: 2016年10月28日
3

アップル信者はこれで良いの?

フェイスブック創設者マーク・ザッカーバーグの伝記映画でありながら“時代の変わる音”を聞きつけた傑作『ソーシャル・ネットワーク』の脚本家アーロン・ソーキンが、偉人伝をやるには早過ぎる感もあるスティーブ・ジョブズを描いた実録モノ。84年のマッキ...

オデッセイのポスター
オデッセイ
投稿: 2016年10月25日
9

火星のダンシングナイト

リドリー・スコットがこんなポジティブな映画を撮るなんて! 弟トニーの自殺後『悪の法則』『エクソダス』といった厭世感と死の匂いに満ちた作品を撮り続けてきた巨匠だが、アンディ・ウィアーのWEB小説からなる本作には人間の知性と生命力に対する楽...

ザ・ウォークのポスター
ザ・ウォーク
投稿: 2016年10月21日
8

あの頃WTCの上で

まるで少年時代の終わりを告げられたかのような、切ない郷愁がこみ上げてくる映画だ。 ワールド・トレード・センタービルにワイヤーを通して綱渡りをした大道芸人フィリップ・プティを描く本作は無邪気に夢見る事ができた時代へのノスタルジーである。拙...

ブリッジ・オブ・スパイのポスター
ブリッジ・オブ・スパイ
投稿: 2016年10月21日
9

寒い国へ来たスパイ

『ブリッジ・オブ・スパイ』は一見、簡素で控えめな作品だが、後にこれがスピルバーグをネクストレベルへ移行させた1本として再評価される事だろう。 作風が変遷せざるを得なくなった理由は製作体制の変化だ。 長年の相棒であった製作のキャスリーン...

イット・フォローズのポスター
イット・フォローズ
投稿: 2016年10月20日
9

青春時代の終わりを告げる“IT=それ”

ギャー怖ェえええ! “セックスをすることで感染する呪い”というセンス・オブ・ワンダーなアイデアが監督のリリカルな個性によって恐ろしくも甘美な悪夢となって映画館の闇を犯していく。 ヒロインのジェイは19歳。健康的な肢体とまばゆいプラチナブ...

レビューバランス
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アカデミー賞2017

フリークのレビュアーたち

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茅野 布美恵

地方誌の編集者。映画は、ノンジャンルで鑑賞。基本的には、劇場で愉しむ主義です。その作品を観ないとわからないレビューになる傾向あり。情けない男が出てくる映画や、青春ものが好物。マイケルホリック(Michaelholic=マイケルホール心酔者)にして、パトリック(デンプシー)教徒。

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古泉 智浩

こんにちは、新潟在住のマンガ家の古泉智浩です。東京にもアパートを借りているんですが、テレビが無いに等しいので上京中は映画ばっかり見ています。新潟では映画館とWOWOWでよく見ます。

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田中 啓一

基本的にはレビューやめました。 雑感中心に書き込みます。ときどきガッツリ取り組みたくなるかもしれませんが、そんなときは、あーこいつコーフンしてんだなーくらいにご笑納ください。