長内那由多

[ 劇作家、俳優、演出家 ]
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429 作品
鑑賞した映画
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お気に入りされた数
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プロフィール
タマネギ畑が広がる北海道のド田舎で多感な思春期を過ごす。中学2年生で「恋人までのディスタンス」のジュリー・デルピーに恋をする⇒メインの更新は本館ブログへ移行しました。こちらでは劇場公開作についてたまにアップします。
最新レビュー
幸せなひとりぼっちのポスター
幸せなひとりぼっち
投稿: 2017年03月14日
2

“泣けるイイ話”の万国普遍な安さ

「ベタなお涙頂戴映画の話法というのは万国共通なのだなァ」と。 主人公はオーヴェという老人だ。 町内のゴミ出し、駐輪、防犯、車両の進入に目を光らせるのが日課で、違反者を見るや厳しく叱責する。誰にも頼まれていないのに。日本にもこういう面倒...

ドクター・ストレンジのポスター
ドクター・ストレンジ
投稿: 2017年03月14日
7

ベネ様、降臨!

マーヴェルのキャスティング慧眼は今回もドンピシャだ。 原作キャラへのフィットはもちろんだが、それ以上に“映画スター”というものへの愛が感じられて気持ちいい。高慢ちきな天才キャラはもはやベネ様(註:ベネディクト・カンバーバッチ)の十八番。そ...

エージェント・マロリーのポスター
エージェント・マロリー
投稿: 2017年03月09日
7

遊ぶように、撮る

この果敢な実験性、遊び心こそソダーバーグだ。 “綜合格闘技界の女帝ジーナ・カラーノ主演でアクションを撮る”、おそらくそんなワンアイディアからスタートしたであろう本作にはありとあらゆるセンス・オブ・ワンダーが持ち込まれている。時制はシャッフ...

カイト KITEのポスター
カイト KITE
投稿: 2017年03月05日
5

映画監督の夢

『デッド・コースター』『セルラー』『スネーク・フライト』といったB級映画の監督として認知されてきたデヴィッド・E・エリスが、かねてより企画していた梅津泰臣による同名アニメの実写版。ところがエリスはロケハン中の南アで急逝し、本作のカメラを...

ジュピターのポスター
ジュピター
投稿: 2017年03月04日
2

腐女子脳

何でもウォシャウスキー兄弟は今は“兄弟”ではなく“姉妹”らしい。『マトリックス』よろしく本当の自分に気づいた彼らはリリーとラナへ性転換したのだ。 本作でミラ・クニス演じるジュピター(こんなDQNネームを付けられてさぞかし苦労しただろう)はセレブ...

黒い牡牛のポスター
黒い牡牛
投稿: 2017年03月03日
9

Brave One

1956年、アカデミー原案賞(現在の脚本賞)が発表された瞬間、本作の脚本家ロバート・リッチなる人物は会場におらずその後、オスカー像を受け取りに来る事もなかった。ハリウッドは「一体誰が書いたのか?」と謎の脚本家の正体で持ちきりになったという。...

ローマの休日のポスター
ローマの休日
投稿: 2017年02月26日
10

革新的モメント

言わずと知れたこの名作がなぜ今も人々に愛され、銀幕の妖精オードリー・ヘプバーンの代名詞となっているか。 それはクライマックスで提示されるアン王女というキャラクターの革新性によるものだろう。 王女としての外遊に疲れた彼女は気まぐれに滞在...

ファンタスティック・フォーのポスター
ファンタスティック・フォー
投稿: 2017年02月26日
2

ファッキン・フォー

相も変わらずFOXのマーヴェルコミック映画化が迷走を続けている。 2014年の『X-MEN:フューチャー&パスト』こそ成功したものの、2016年は『アポカリプス』が大コケ。大ヒットを飛ばした『デッドプール』は低予算、R指定で2月公開とそもそもスタ...

セス・ローゲン会

悪友3人組によるクリスマスの乱痴気騒ぎを描いたブロマンスコメディ。ジョゼフ・ゴードン・レヴィット、アンソニー・マッキーという普段はあまりコメディに馴染みのない俳優が顔を揃えたのも製作、主演セス・ローゲンの人徳か。ジェームズ・フランコとの...

ネオン・デーモンのポスター
ネオン・デーモン
投稿: 2017年02月13日
5

修羅場の数が違うのよ

ニコラス・ウィンディング・レフンの怖れ知らずな『ネオン・デーモン』は前作『オンリー・ゴッド』以上に観客を唖然とさせる大怪作だ。モデルを目指して上京してきた16歳の美少女エル・ファニング(透き通るような美しい肌!)がLAの魔窟に蝕まれてい...

誰かアップデートしてあげて

ジェームズ・キャメロンの離脱後、3匹目のドジョウを狙ってきたが一向に当たりは出ず、その度にパラレルワールドと言い換えて『猿の惑星』のような壮大なタイムトラベルものになってしまった『ターミネーター』シリーズ第5弾。個人的には第4作が嫌いじ...

こんな映画に誰がした

ラジー賞候補に挙がり、興行的にも大失敗、批評家からもボロカスに叩かれたのだから今更、僕が言う事は何もないのだが、それにしてもまぁ酷い! もはやマンネリ気味なジョニデのおふざけコメディ演技になぜかユアン・マクレガー、グウィネス・パルトロウ...

ザ・ゲストのポスター
ザ・ゲスト
投稿: 2017年01月31日
7

郊外ホラー

ハリウッド版『デス・ノート』の監督にも抜擢されたホラー映画界の俊英アダム・ウィンガードの14年作。イラク戦争で戦死した長男の戦友と名乗る突然の来訪客。端正な顔立ちと寡黙でクールな立ち振る舞いに一家は一様に心を許し、招き入れてしまう。する...

あと1センチの恋のポスター
あと1センチの恋
投稿: 2017年01月31日
6

身の丈の人生、身の丈の恋

幼馴染の男女の恋人未満、友達以上の関係を12年に渡って描く『あと1センチの恋』は巻頭こそコミカルな語り口だが、映画に夢や希望、一時の現実逃避を求める人にはオススメできない。ここで描かれているのは特別華やかでもない“身の丈の恋”、“身の丈の人...

キャップというピュアネス

今作ではアベンジャーズのヒーロー活動中に民間人の犠牲者が出た事から、国連の管理下に入るか否かでチームが分裂する。『エイジ・オブ・ウルトロン』での失敗ですっかり気が弱くなったトニー・スタークは国連傘下に入る事を表明するが、事件の主謀者と目...

まずは肩の力を抜くことから

無類の音楽好きが高じてソロリサイタルを主催、出演する事になった大富豪フローレンス・フォスター・ジェンキンスだが、前代未聞の音痴である事を本人だけが知らなかった。かくしてその奇天烈な公演音源はカーネギーホールでナンバーワン人気の珍アーカイ...

ドント・ブリーズのポスター
ドント・ブリーズ
投稿: 2017年01月08日
8

ラストベルトの死闘

ぎゃー怖ぇええ! 『ドント・ブリーズ』は所謂“ナメてた相手が殺人マシンでした映画”だが、バイオレンスのカタルシスではなく、徹底してミニマルを極めた演出によって恐怖映画として成立しているのが特徴だ。物音1つ立てる事のできないシチェーション...

新たなる希望へのリレー

ディズニーにとって初の番外長編映画となる『ローグ・ワン』は絶対に外せない1本だったハズだ。だが、そこで守りに入らないのがスピルバーグの盟友、製作のキャスリーン・ケネディである。『GODZILA』のギャレス・エドワーズを起用する野心と気概を見せた...

この世界の片隅にのポスター
この世界の片隅に
投稿: 2017年01月06日
10

目の高さの戦争

物語は昭和8年(1933年)の広島から始まる。当時の資料から徹底再現された街並みはきらびやかで、方や漁村の暮らしは慎ましくも美しい。ディテールの細かい生活描写には今よりも豊かな時代だったのではと思わせてくれるものがある。 ヒロインのすずは天...

彷徨える河のポスター
彷徨える河
投稿: 2016年12月24日
8

闇の奥

近年の南米映画の躍進は聞き及んでいたが実際、目の当たりにすると未だ見ぬ映画言語に圧倒されっぱなしだった。コロンビアの俊英シーロ・ゲーラ監督はコッポラやヘルツォークといった偉大なフィルムメイカー同様、ジャングルに分け入り、その闇の奥を撮ら...

レビューバランス
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アカデミー賞2017

フリークのレビュアーたち

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小口 心平

映画宣伝プロデューサーであり、毎週必ず劇場で新作を観る、いち映画ファン。

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川崎 タカオ

イラストレーターで食ってます。漫画も時々描きます。現在のオールタイム・ベスト・ムービーは『ザ・ミッション 非情の掟』です。邦画では黒沢清監督が好きなんですが新作が中々観られず寂しいですね。

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田中 啓一

基本的にはレビューやめました。 雑感中心に書き込みます。ときどきガッツリ取り組みたくなるかもしれませんが、そんなときは、あーこいつコーフンしてんだなーくらいにご笑納ください。