長内那由多

[ 劇作家、俳優、演出家 ]
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470 作品
レビュー本数
481 作品
鑑賞した映画
93
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プロフィール
タマネギ畑が広がる北海道のド田舎で多感な思春期を過ごす。中学2年生で「恋人までのディスタンス」のジュリー・デルピーに恋をする⇒メインの更新は本館ブログへ移行しました。こちらでは劇場公開作についてたまにアップします。
最新レビュー

アメリカの肖像

トーニャは貧しい母子家庭で育った所謂“レッドネック”だ。母は常に口汚くトーニャを罵り、手を上げる。徹底的に蔑む事がトーニャを奮起させると信じた毒親であり、当然トーニャも同じような品性に育ってしまう。アメリカ人として初めてトリプルアクセルを...

さよなら、僕のマンハッタンのポスター
さよなら、僕のマンハッタン
投稿: 2018年04月22日
5

NYには全てがある、のか?

巻頭早々、ダイアログを聞いて僕はポール・オースターや村上春樹、もちろんサリンジャーを思い出した。舞台はNY。人生に迷った青年、もちろん眼鏡をかけた文学青年が主人公だ。脚本を手掛けた新鋭アラン・ローブが彼らに影響を受けているのは間違いない...

15時17分、パリ行きのポスター
15時17分、パリ行き
投稿: 2018年03月28日
7

普通の人々

御年87歳、巨匠イーストウッドの最新作はまるで一筆書きの水墨画の如くシンプルを極めた作品だ。 ここ10年、実在の人物を扱った実録モノを手掛けてきた御大は本作で評伝としてのドラマ性を捨て、さらにはスターどころか俳優も捨て、事件に遭遇した当事者...

ブラックパンサーのポスター
ブラックパンサー
投稿: 2018年03月28日
9

見よ、ワカンダは赤く燃えている

舞台となるブラックパンサーの祖国ワカンダ王国のランドスケープに目を見張る。アフリカの辺境にある途上国というのは表の顔。キャプテンアメリカのシールドにも使われている宇宙金属ヴィヴラニウムの採掘によって超高度の発展を遂げた未来国家というのが...

シェイプ・オブ・ウォーターのポスター
シェイプ・オブ・ウォーター
投稿: 2018年03月23日
9

水のかたち

声なき者たちの映画だ。 主人公イライザは口が利けない。首筋にはまるでエラのような傷跡。きっと幼い頃に虐待を受けたのだろう。今は政府機関の深夜清掃バイトで日銭を稼ぐ日々だ。誰からも見向きもされない生活。楽しみは映画、特にミュージカル映画が...

グレイテスト・ショーマンのポスター
グレイテスト・ショーマン
投稿: 2018年03月21日
6

大衆娯楽とは

1800年代に活躍した伝説的興行師P・T・バーナムを描く本作は彼のとりとめのないコレオグラフィ同様、盛り沢山の映画だ。 今や現存する最後のミュージカル映画スターとなったヒュー・ジャックマン扮するバーナムは深窓の令嬢チャリティと恋におち、駆け...

ぼくの名前はズッキーニのポスター
ぼくの名前はズッキーニ
投稿: 2018年03月21日
10

すべての子供達に

時折、僕たちは手法が物語やジャンルのために存在していると錯覚してしまいがちだが、クロード・バラス監督の『ぼくの名前はズッキーニ』を見るとそんな既成概念は覆されてしまう。 ストップモーションアニメはティム・バートンやヘンリー・セレック、...

ナチュラルウーマンのポスター
ナチュラルウーマン
投稿: 2018年03月21日
7

白昼夢の人

米チリ。 昼はウェイトレス、夜はナイトクラブの歌手として暮らすマリーナは元男性のトランスジェンダーだ。 会社社長を務める年上の恋人オルランドとの何不自由のない暮らしを送っていたが、マリーナの誕生日の夜、彼は心臓発作でこの世を去ってしまう...

ゴッホ 最期の手紙のポスター
ゴッホ 最期の手紙
投稿: 2018年02月14日
9

芸術宇宙

1890年に拳銃自殺を遂げたフィンセント・ファン・ゴッホは生前、弟のテオと何百通もの書簡をやり取りしていた事でも知られる。彼の死後、未達の手紙を手に入れたアルマン・ルーランは受け取るべき人を求めてゴッホ晩年の地、オーベル=シュル=オワーズの...

スリー・ビルボードのポスター
スリー・ビルボード
投稿: 2018年02月14日
9

ミズーリ州エビング郊外の3つのビルボード

原題は“Three Billboards Outside Ebbing, Missouri”。またしてもミズーリだ。 2017年、映画(ドラマ)ファンの前にこの名前が現れたのは2度目。初めはNetflixオリジナルドラマ『オザークへようこそ』だった。低所得の白人(所謂レッドネック)が多く住...

あの夕陽の向こうに世界がある

レイは覚醒したフォースによってカイロ・レンと呼応していく。孤独な魂が呼び合うかのような2人にはスター・ウォーズ史上類を見ないセクシャルな匂いが漂う。これは互いを運命の相手と錯覚し、破局する男女を描いた愛憎のラブストーリーではないのか。ス...

オリエント急行殺人事件のポスター
オリエント急行殺人事件
投稿: 2017年12月29日
6

大劇場芝居

そろそろ“リブート”と言い換えられる昨今のリメイクブームを目くじら立てずに楽しんでもいいんじゃないか。1974年にシドニー・ルメット監督によって映画化されたアガサ・クリスティ原作『オリエント急行殺人事件』の再映画化だ。 監督、主演を務めたケ...

ノクターナル・アニマルズのポスター
ノクターナル・アニマルズ
投稿: 2017年12月09日
9

夜の獣たちの鳴き声

華やかに舞う裸の巨女たち。混沌と捻じれたハイウェイ。アートギャラリーを仕切る主人公スーザンのファッショナブルな日常と、彼女に送り付けられた小説『夜の獣たち』(=ノクターナル・アニマルズ)の暴力的なテキサス荒野。美醜が入り乱れるトム・フォー...

マイティ・ソー バトルロイヤルのポスター
マイティ・ソー バトルロイヤル
投稿: 2017年11月24日
7

神さまコント

バ、バカすぎる…!! 雷神さまトリロジー完結編はマーベルのお笑い担当ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを凌駕するギャグの連打。ユルユル、ダラダラの超異色作だ。今回は『シェア・ハウス・ウィズ・ヴァンパイア』で知られるインディーズ監督タイカ・...

女神の見えざる手のポスター
女神の見えざる手
投稿: 2017年11月19日
7

オピニオンリーダー・チャステイン

米国に遅れること1年の日本公開となったが、相次ぐ銃乱射事件によって残念ながらタイムリーな作品となってしまった。銃規制法案可決に向けて暗躍する政界ロビイストを描いたポリティカルドラマだ。 乱射事件が起きる度に銃規制は叫ばれてきたがその都...

ゲット・アウトのポスター
ゲット・アウト
投稿: 2017年11月17日
9

アメリカで黒人であること

どっひゃ~! これはとんだ怪作、快作だ。 現代の低予算ホラーの帝王ジェイソン・ブラム製作による本作はハラハラするスリラーであり、観客が望むだけの血糊をぶちまけて、後半のトンデモ展開はいわゆるジャンル映画のそれである。しかし、根底にはヘイ...

20世紀少年

1990年に製作されたTVムービー版でも前後編合わせて4時間かかった膨大な原作を今回は主人公らの幼年期に焦点を絞って脚色。さらに原作では1950年代だった設定を1980年代へ変更し、まるで『スタンド・バイ・ミー』に魅了された僕らのノスタルジーをくす...

ブレードランナー 2049のポスター
ブレードランナー 2049
投稿: 2017年11月07日
9

巷に降る雪のように

あれから30年経ったが、自分とは何者かを問い、生きる意味を模索し続ける僕らの虚無感は全く埋まっていない。 2049年、人類とレプリカントの境界はより曖昧となった。従順さを追求して作られた心のないレプリカントが人類の労働を支え、多くの人間は既...

許されざる者

2011年の『創世記』から始まる新シリーズの第3弾。第2作目『新世紀』から登板したマット・リーヴス監督が再びメガホンを取り、1968年のオリジナル版が持つ批評精神を継承した堂々たる完結編だ。 ヘイトの風が吹き荒れる今、“大佐”ら人間たちに投影さ...

ドリームのポスター
ドリーム
投稿: 2017年10月26日
8

空を見上げろ、歩けよ乙女

僕は歴史の負の遺産に向き合うアメリカ映画の健やかさが好きだ。 1961年、ヴァージニア州。未だ人種差別が色濃い時代にNASAで宇宙開発に携わった黒人女性たちがいた。数学の天才である彼女らはやがてアメリカの宇宙開発計画“マーキュリー計画”に関わ...

レビューバランス
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川崎 タカオのプロフィール画像

川崎 タカオ

イラストレーターで食ってます。漫画も時々描きます。現在のオールタイム・ベスト・ムービーは『ザ・ミッション 非情の掟』です。邦画では黒沢清監督が好きなんですが新作が中々観られず寂しいですね。

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村山 章

サエない映画ライターです。だって、応援する映画がこぞって売れないんだもの。

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岸岡 卓志

孤高のイケメンチェイサー。映画に関する文章を書かせていただく等、地方都市から「映画」の素晴らしさを発信すべくがんばっています。