長内那由多

[ 劇作家、俳優、演出家 ]
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プロフィール
タマネギ畑が広がる北海道のド田舎で多感な思春期を過ごす。中学2年生で「恋人までのディスタンス」のジュリー・デルピーに恋をする⇒メインの更新は本館ブログへ移行しました。こちらでは劇場公開作についてたまにアップします。
最新レビュー
LION ライオン 25年目のただいまのポスター
LION ライオン 25年目のただいま
投稿: 2017年05月10日
7

君の名は

5歳の時にインドで迷子になり、やがてオーストラリアへ里子として渡った少年サルーは25年後、何とグーグルアースで故郷を見つけ出し、帰宅を果たす。この感動的な物語からはしかしながら世界を取り巻く差別と貧富の格差、ひいては多様性とは何かという問...

ナタリー・ポートマンの深淵

ケネディ大統領夫人ジャクリーンことジャッキーの伝記映画だが、パブロ・ラライン監督は月並みな実録モノに終わらせない。前作『NO』ではペルー独裁政権の終焉を1カ月間のCM合戦に的を絞って描いた監督である。今回はケネディ暗殺から国葬を取り付け...

キングコング 髑髏島の巨神のポスター
キングコング 髑髏島の巨神
投稿: 2017年05月02日
7

キングコング対…

ジョーダン・ヴォート=ロバーツなる無名の新人監督の“キングコングとベトナム戦争時代の米兵が戦う”というワンアイデアから製作が始まったというが、なかなかどうして。企画不足の消化不良なハリウッド映画が相次ぐ昨今、この新鋭は観客の見たい絵をしっ...

ゴースト・イン・ザ・シェルのポスター
ゴースト・イン・ザ・シェル
投稿: 2017年05月02日
5

ゴーストと義体の不一致

ファンとしては、製作陣の原作の読み違えに文句をつけたくなってしまう。主人公“少佐”のキャラクターを細かに描写した事だ。 少佐こと草薙素子はわずかに残った脳以外は全身機械のサイボーグであり、それまでの経歴や記憶に謎が多く、そもそも性別すら定...

哭声 コクソンのポスター
哭声 コクソン
投稿: 2017年05月02日
10

悪魔が来たりてカメラを取る

『チェイサー』『哀しき獣』に続くナ・ホンジン監督の第3作『コクソン』はコメディ、ミステリー、ゾンビ、オカルトにまで変容するジャンル不定、身の毛もよだつ大怪作だ。 韓国の寒村で多発する一家惨殺事件。犯人はいずれも家族の一員で、事件後はまる...

お嬢さんのポスター
お嬢さん
投稿: 2017年05月02日
8

Let it go

偏執的なまでにこだわり抜かれた美術、息を呑む美しいカメラ、濃密な愛の気配。粘着的で大胆な演出は思いがけない感動へと昇華されていく。パク・チャヌク監督の新たな傑作だ。 舞台は1939年、日本占領下の朝鮮半島。 詐欺師は藤原伯爵を騙り、日本華...

パッセンジャーのポスター
パッセンジャー
投稿: 2017年04月21日
4

2017年宇宙の旅

5000人の乗客を乗せた惑星間航行船アヴァロン号は120年の時間をかけて植民惑星へと向かっていた。30年目のある日、クリス・プラット扮するジムのコールドスリープ装置が故障。彼一人だけが目を覚ましてしまう。船内には再びコールドスリープに入るための機...

ヒトラーの忘れもののポスター
ヒトラーの忘れもの
投稿: 2017年04月21日
8

デンマークの白砂

ヨーロッパで難民の排斥が叫ばれ、アメリカでイスラム圏の入国禁止処置が進む今、一体この憎しみの奔流はどこから来ているのかと途方に暮れてしまう。辿れば根源はテロなのだろうが、果たして僕らが憎んでいるのはその行いなのか、人種や国籍なのか。マー...

マリアンヌのポスター
マリアンヌ
投稿: 2017年04月21日
7

カサブランカより愛をこめて

ロバート・ゼメキス監督の最新作『マリアンヌ』(原題=ALLIED)は『カサブランカ』はもとより往年のロマンス映画、そして“スター映画”にオマージュが捧げられている。時に古風すぎるきらいもあるが、ゼメキスの演出はミニマルな熟練技を身に付けており、...

シリアの空

今年のアカデミー短編ドキュメンタリー賞受賞作。 連日、ロシア軍による空爆が続くシリアで消防、救急に携わる民間団体“ホワイト・ヘルメット”を追った力作だ。ここ数年、オリジナルドキュメンタリーの製作に力を注いできたNetflixにとって初のオスカー受...

沈黙 サイレンスのポスター
沈黙 サイレンス
投稿: 2017年03月20日
8

映画への信仰

マーティン・スコセッシ監督が何十年もの時を経て映画化した『沈黙』はその苦節のプロダクションこそが希求心の物語であるかのようだ。映画という神への信仰に憑りつかれた男はいかにして真理を得たのか…キリスト教未開の地、日本で己の信仰心を試される牧...

幸せなひとりぼっちのポスター
幸せなひとりぼっち
投稿: 2017年03月14日
2

“泣けるイイ話”の万国普遍な安さ

「ベタなお涙頂戴映画の話法というのは万国共通なのだなァ」と。 主人公はオーヴェという老人だ。 町内のゴミ出し、駐輪、防犯、車両の進入に目を光らせるのが日課で、違反者を見るや厳しく叱責する。誰にも頼まれていないのに。日本にもこういう面倒...

ドクター・ストレンジのポスター
ドクター・ストレンジ
投稿: 2017年03月14日
7

ベネ様、降臨!

マーヴェルのキャスティング慧眼は今回もドンピシャだ。 原作キャラへのフィットはもちろんだが、それ以上に“映画スター”というものへの愛が感じられて気持ちいい。高慢ちきな天才キャラはもはやベネ様(註:ベネディクト・カンバーバッチ)の十八番。そ...

エージェント・マロリーのポスター
エージェント・マロリー
投稿: 2017年03月09日
7

遊ぶように、撮る

この果敢な実験性、遊び心こそソダーバーグだ。 “綜合格闘技界の女帝ジーナ・カラーノ主演でアクションを撮る”、おそらくそんなワンアイディアからスタートしたであろう本作にはありとあらゆるセンス・オブ・ワンダーが持ち込まれている。時制はシャッフ...

カイト KITEのポスター
カイト KITE
投稿: 2017年03月05日
5

映画監督の夢

『デッド・コースター』『セルラー』『スネーク・フライト』といったB級映画の監督として認知されてきたデヴィッド・E・エリスが、かねてより企画していた梅津泰臣による同名アニメの実写版。ところがエリスはロケハン中の南アで急逝し、本作のカメラを...

ジュピターのポスター
ジュピター
投稿: 2017年03月04日
2

腐女子脳

何でもウォシャウスキー兄弟は今は“兄弟”ではなく“姉妹”らしい。『マトリックス』よろしく本当の自分に気づいた彼らはリリーとラナへ性転換したのだ。 本作でミラ・クニス演じるジュピター(こんなDQNネームを付けられてさぞかし苦労しただろう)はセレブ...

黒い牡牛のポスター
黒い牡牛
投稿: 2017年03月03日
9

Brave One

1956年、アカデミー原案賞(現在の脚本賞)が発表された瞬間、本作の脚本家ロバート・リッチなる人物は会場におらずその後、オスカー像を受け取りに来る事もなかった。ハリウッドは「一体誰が書いたのか?」と謎の脚本家の正体で持ちきりになったという。...

ローマの休日のポスター
ローマの休日
投稿: 2017年02月26日
10

革新的モメント

言わずと知れたこの名作がなぜ今も人々に愛され、銀幕の妖精オードリー・ヘプバーンの代名詞となっているか。 それはクライマックスで提示されるアン王女というキャラクターの革新性によるものだろう。 王女としての外遊に疲れた彼女は気まぐれに滞在...

ファンタスティック・フォーのポスター
ファンタスティック・フォー
投稿: 2017年02月26日
2

ファッキン・フォー

相も変わらずFOXのマーヴェルコミック映画化が迷走を続けている。 2014年の『X-MEN:フューチャー&パスト』こそ成功したものの、2016年は『アポカリプス』が大コケ。大ヒットを飛ばした『デッドプール』は低予算、R指定で2月公開とそもそもスタ...

セス・ローゲン会

悪友3人組によるクリスマスの乱痴気騒ぎを描いたブロマンスコメディ。ジョゼフ・ゴードン・レヴィット、アンソニー・マッキーという普段はあまりコメディに馴染みのない俳優が顔を揃えたのも製作、主演セス・ローゲンの人徳か。ジェームズ・フランコとの...

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茅野 布美恵

地方誌の編集者。映画は、ノンジャンルで鑑賞。基本的には、劇場で愉しむ主義です。その作品を観ないとわからないレビューになる傾向あり。情けない男が出てくる映画や、青春ものが好物。マイケルホリック(Michaelholic=マイケルホール心酔者)にして、パトリック(デンプシー)教徒。

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田中 啓一

基本的にはレビューやめました。 雑感中心に書き込みます。ときどきガッツリ取り組みたくなるかもしれませんが、そんなときは、あーこいつコーフンしてんだなーくらいにご笑納ください。

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Azumi Miyaji

エンタメ度高めな映画が好きです。アガれるか否かで評価する傾向有り。ドニーさん映画に甘い。ドニーさんが好き。