長内那由多

[ 劇作家、俳優、演出家 ]
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441 作品
レビュー本数
453 作品
鑑賞した映画
93
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プロフィール
タマネギ畑が広がる北海道のド田舎で多感な思春期を過ごす。中学2年生で「恋人までのディスタンス」のジュリー・デルピーに恋をする⇒メインの更新は本館ブログへ移行しました。こちらでは劇場公開作についてたまにアップします。
最新レビュー
フィラデルフィアのポスター
フィラデルフィア
投稿: 2012年10月20日
6

生きた証のための戦い

93年という製作年を考えると、この映画は非常に大きな衝撃をもって迎えられたのではないだろうか。当時、コメディ俳優としての印象が強かったトム・ハンクスがゲイのエイズ患者に扮し、自身を不当解雇した弁護士事務所を訴えるこの物語は、おそらくメジ...

タラデガ・ナイト オーバルの狼のポスター
タラデガ・ナイト オーバルの狼
投稿: 2012年10月20日
5

ウィル・フェレル、クーガーになる

コントみたいにおバカなシーンにさんざん時間をかけ、話をどんどん脱線させるのに本筋の骨子がものすごくしっかりしているのが可笑しい。 今回のウィル・フェレルはレーサーに扮し栄光からの転落、そして再起という王道スポコンものをやって見せる。家族...

アルゴのポスター
アルゴ
投稿: 2012年10月18日
10

映画が世界を救う

ベン・アフレック監督第三弾はいよいよオスカー候補に手が届く会心の1作だ。1979年にイランで起きた大使館占拠事件、この裏で行われていたあっと驚く救出作戦の全貌をスリリングに描く。なんとCIAが発案したのはお蔵入りB級映画「アルゴ」撮影のロケ...

127時間のポスター
127時間
投稿: 2012年10月16日
8

血をほふり、肉を断て

実在の登山家アーロン・ラルストンが巨岩に腕を挟まれ、最後には自らその腕を切断して生還する驚異的な実話を映画化したダニー・ボイル監督作。アカデミー賞では6部門にノミネートされたパワフルな1本だ。 ランニングタイムはわずか94分。タイトル...

英国王のスピーチのポスター
英国王のスピーチ
投稿: 2012年10月11日
7

心と身体

アカデミー賞で強敵「ソーシャルネットワーク」を破り、主要4部門に輝いた実録ドラマ。ジョージ6世の伝記ではあるのだが、監督のトム・フーパーは前作「くたばれユナイテッド!サッカー万歳」同様、人物のほんの一時に焦点を絞り、ジョージ6世が吃音障...

ファミリー・ツリーのポスター
ファミリー・ツリー
投稿: 2012年10月10日
7

浮きもしないし、沈みもしない雲

クライマックスのこの“わびさび”は日本映画の読後ではないか。 ジョージ・クルーニーは妻がボート事故で昏睡状態に陥ったのを機に、人生のあらゆる局面と向き合わざるをえなくなる。仕事にかまけて希薄になってしまった娘たちとの関係、すでに破たんして...

ジェーン・エア(2011)のポスター
ジェーン・エア(2011)
投稿: 2012年10月10日
8

瑞々しく、情熱的な再生

過去に原作を読んだのかも定かではなく、フランコ・ゼフィレッリ版を頭の片隅に置いて見た幾度目かの映画化となる最新版「ジェーン・エア」は“えっ、こんな話だったっけ!?”と驚いてしまうほど瑞々しく、情熱的な古典の再生であり、新鮮な感動をもたらし...

ヒューゴの不思議な発明のポスター
ヒューゴの不思議な発明
投稿: 2012年10月10日
7

メリエスからスコセッシへ、スコセッシからメリエスへ

日米共に3Dファンタジー大作のような売られ方をして損をした印象がある本作は監督マーティン・スコセッシが映画に恋した瞬間を描き、さらなる地平へと駈け出した瑞々しいプライベートフィルムである。時計台の窓から寂し気に外の世界へ想いを馳せる主人...

プロメテウスのポスター
プロメテウス
投稿: 2012年10月09日
8

“小さなものが大事に至る”

まずは刮目せよ、と言いたくなる巻頭のIMAX絵巻が素晴らしい。大古の地球、まだ生命が誕生していない原子の惑星に巨大な円盤から宇宙人が降り立つ。その白亜の肉体は人間そのものであり、神の如く美しく均整がとれている。彼が何かしらの不思議な薬品...

THE 有頂天ホテルのポスター
THE 有頂天ホテル
投稿: 2012年10月04日
1

有頂天にさせて

すっかり映画の世界においてもヒットメーカーとして定着した三谷監督だが、やりたい事と言いたい事を詰め込んだデビュー作「ラヂオの時間」と比べると、本作はなんと窮屈で“やらされている感”の強い事か…。 大晦日の夜、一流ホテルに集った人々を描くグ...

ソハの地下水道のポスター
ソハの地下水道
投稿: 2012年10月03日
5

A・ワイダという鉄壁

第二次大戦末期、ユダヤ人狩りが凄惨を極めたポーランドにおいて彼らを匿った下水工ソハを描くアカデミー外国語映画賞ノミネート作。汚水が流れる地下水道で実に14カ月にも渡って耐え忍んだユダヤ人達による手記が原作となっている。 ポーランド、地...

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のポスター
猿の惑星:創世記(ジェネシス)
投稿: 2012年10月03日
6

時代は“NO”から始まった

エピソード1のような触れ込みになっているが実はコレ、シリーズ第4作「新・猿の惑星」のリメイクだ。過去作とのつじつま合わせに終始している感はあるものの、科学文明への警鐘というオリジナルのスピリットを継承し、見事に現代でも通用する娯楽大作へ...

将軍サマ、NYへ行く

「ボラット」「ブルーノ」といった独創的なキャラクターに徹底して成り切り、爆笑と大ヒンシュクを買いながらドキッとするくらいエゲつない世間の本音を炙り出してきた天才コメディアン、サシャ・バロン・コーエン。そんな彼が今回、扮したのは中東の独裁...

ボーン・レガシーのポスター
ボーン・レガシー
投稿: 2012年10月01日
3

大ヒットシリーズの遺産

批評、興行共に大成功を収めた0年代を代表する傑作アクションシリーズ最新作。 マット・デイモンもポール・グリーングラス監督も離脱した状態で一体どうやってシリーズを続行させるのかと思えば、主演に飛ぶ鳥落とす勢いのジェレミー・レナーを迎え、前...

ハンガー・ゲームのポスター
ハンガー・ゲーム
投稿: 2012年10月01日
8

今年も君達にちょっと殺し合いをしてもらいます

まんま「バトルロワイヤル」な設定のスーザン・コリンズによるYA小説をゲイリー・ロス監督以下、ハリウッドの一流スタッフが丁寧に作り上げた大ヒットアクション映画。ティーン向けだからとタカをくくらず、原作のエッセンスを十二分に抽出してファンは...

クロエ(2009)のポスター
クロエ(2009)
投稿: 2012年09月29日
1

恍惚なき恍惚

2003年のアンヌ・ファンテーヌ監督によるフランス映画「恍惚」のリメイク。オリジナルは夫の浮気を疑う妻が高級娼婦を雇い、不貞を働かせる事で女達に奇妙な連帯感が生まれていくという一種の心理サスペンスであり、フォンテーヌ監督ならではの粘着質...

リスベットの怒り

こちらは元祖、本国スウェーデン版。 フィンチャー版では唐突に感じたリスベットの心情など、ドラマ部分は原作をより丁寧になぞったこちらの方が分かり易い。リスベットがどんな過去を持ち、なぜミカエルに惹かれたのか。本作で大ブレイクを果たしたノオ...

アジャストメントのポスター
アジャストメント
投稿: 2012年09月29日
7

神様のフローチャート

フィリップ・K・ディックの小説を原案としたSFサスペンスのような触れ込みだが、見れば“運命は自分で切り開くもの”という気持ちの良いテーマを含んだラブストーリーだった。僕らの人生がスーツに山高帽という出で立ちの“運命調整局”なる連中によってあ...

SHAME シェイムのポスター
SHAME シェイム
投稿: 2012年09月28日
8

証明のための行為

セックス依存症の中毒地獄を描いた衝撃作としてそのレイティングばかりが取り沙汰されたが、セックスを売りにした映画ではない。72年の名作「ラストタンゴ・イン・パリ」から40年。さらに行き場を失くした現代人の孤独の物語であり、男性にとってのセック...

レビューバランス
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フリークのレビュアーたち

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サトウ ムツオ

ライター/エディター/ムービーバフ(映画狂)。責任編集のムック『007 Complete Guide ジェームズ・ボンドはお好き?』(マガジンハウス刊、1,500円)が11月30日発売。好きな監督は、クリント・イーストウッド(神)、マーティン・スコセッシ(神)。

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Azumi Miyaji

エンタメ度高めな映画が好きです。アガれるか否かで評価する傾向有り。ドニーさん映画に甘い。ドニーさんが好き。

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川崎 タカオ

イラストレーターで食ってます。漫画も時々描きます。現在のオールタイム・ベスト・ムービーは『ザ・ミッション 非情の掟』です。邦画では黒沢清監督が好きなんですが新作が中々観られず寂しいですね。