長内那由多

[ 劇作家、俳優、演出家 ]
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422 作品
レビュー本数
433 作品
鑑賞した映画
93
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プロフィール
タマネギ畑が広がる北海道のド田舎で多感な思春期を過ごす。中学2年生で「恋人までのディスタンス」のジュリー・デルピーに恋をする⇒メインの更新は本館ブログへ移行しました。こちらでは劇場公開作についてたまにアップします。
最新レビュー
SHAME シェイムのポスター
SHAME シェイム
投稿: 2012年09月28日
8

証明のための行為

セックス依存症の中毒地獄を描いた衝撃作としてそのレイティングばかりが取り沙汰されたが、セックスを売りにした映画ではない。72年の名作「ラストタンゴ・イン・パリ」から40年。さらに行き場を失くした現代人の孤独の物語であり、男性にとってのセック...

リンチの神話創造

デヴィッド・リンチ監督のキャリア史上最大の超大作にして最大の興行失敗作。フランク・ハーバートによる長編スペースオデッセイを名物プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスの下で映画化に挑んだが、原作の持つ世界観、ストーリーをまとめきるのに2...

リアル・スティールのポスター
リアル・スティール
投稿: 2012年09月28日
5

チャンプ

リチャード・マシスンの同名小説を原作とする本作はさしずめ”ロボット版「チャンプ」”である。時は人間に代わって人型ロボットが格闘技を見せる近未来。かつて気鋭のボクサーであった主人公ヒュー・ジャックマンはリモコン両手にロボットボクサーを操り、...

マージン・コールのポスター
マージン・コール
投稿: 2012年09月22日
6

終末を知った男たち

2011年アカデミー脚本賞ノミネート作。2008年に起きた世界金融危機前夜、自らの不動産証券がすでに総資産を超えるコゲ付きにある事を知った証券マン達の緊迫を描く。秀逸な脚本と役者の芝居本位で見せる所は上質な舞台劇を思わせる。金融危機を知った彼ら...

哀しき獣のポスター
哀しき獣
投稿: 2012年09月22日
7

ミョン社長降臨!

デビュー作「チェイサー」で世界中の映画ファンの度肝を抜いたナ・ホンジン監督待望の第二作。北朝鮮とロシアに隣接する延辺朝鮮自治州で男が借金の返済代わりに韓国本土での請負殺人を依頼される。出稼ぎに行ったきり戻らない女房を見つけるためにも男は...

ミッドナイト・イン・パリのポスター
ミッドナイト・イン・パリ
投稿: 2012年08月31日
10

枯淡に見るパリの夢

製作資金難からNYを追われ、パリのアメリカ人となった翁が花の都でファンタジーとニヒリズムの間を行き来する。一種のタイムトラベル映画だが、いつものナルシズムと助平ぶりは健在だ。 オーウェン・ウィルソン演じる脚本家のギル(ウディ演技を軽や...

預言者のポスター
預言者
投稿: 2012年08月15日
10

それはオレ達も通る場所

フランスの刑務所を舞台にしたジャック・オディアール監督作。所内はコルシカ系ギャング達が支配しており、シャバの影響力を使って看守たちも意のままになっている。所内は現在のフランスを象徴するかのように様々な人種が入り乱れ、中でもイスラム系の台...

メリダとおそろしの森のポスター
メリダとおそろしの森
投稿: 2012年08月15日
3

失われた魔法

前作「カーズ2」で初めてアカデミー賞ノミネートを逃がすという屈辱を味わったピクサーの最新作。あまりにも燦然と輝いた栄光が一度でも失われると、取り戻すのはこうも難しいのか。ピクサーブランドに期待して劇場に足を運んだ身としては非常に歯がゆい...

アンストッパブルのポスター
アンストッパブル
投稿: 2012年08月15日
10

労働者をなめんじゃねーぞ!

暴走した巨大貨物列車を止めるだなんてプロットはセガール映画に限らず何度も聞いてきたが、こちらは原因が頭のおかしい男でもテロリストでもなく単なる人為的ミス。実話をヒントに作られた映画だからこそ、地に足付いた人間達で魅せる傑作パニックアクシ...

不動の大スター

トム・クルーズ(以下トムちん)の“映画人”としての才覚をまざまざと見せつけてくれるシリーズ最高傑作だ。この所、内容的にも興行的にも物足りなかったトムちんにとってまさに起死回生となるべきシリーズ最新作に、今回彼が起用したのは「Mr.インクレ...

アンダーワールド 覚醒のポスター
アンダーワールド 覚醒
投稿: 2012年08月15日
6

お願いしたい女優

「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチを見ても思うのだが、意外やアクション映画女優の寿命は長い。若さと色気と勢いでデビューした第一作はもちろん良いのだが、回を重ねる事に若い頃にはなかった色気が立ち上り始める。アクションを増量...

ドラゴン・タトゥーの女のポスター
ドラゴン・タトゥーの女
投稿: 2012年08月15日
8

北欧の冷気

デヴィッド・フィンチャー監督がホームグラウンドともいえるダークなスリラー作品に帰ってきた。「ゾディアック」「ソーシャル・ネットワーク」というノンフィクション作品で見せた円熟を迎えつつあるストーリーテリングがキャリア初期作「セブン」を彷彿...

戦火の馬のポスター
戦火の馬
投稿: 2012年08月15日
10

戦馬と呼ばれた馬

豊かな“映画の時間”が流れる。自然の中で息づくようなジョン・ウィリアムスのスコアが流れる。ヤヌス・カミンスキーのカメラがイギリスの田園風景を捉えていく。そんな大らかな呼吸の中でスピルバーグの新作はゆっくりと歩み始めていく。父から子、人から...

変わらぬ遥か彼方の銀河系へ

13年前に映画館の前でカツ上げにあいながらも必死に映画代だけは守り切り、本作の先行レイトを見に行ったのも今はいい思い出。だがその後、映画を見終えて感じた微妙な肩透かし感となぜか周囲に対して弁明した後ろめたさは今見ても全く色褪せなかった。“...

果たして“鉄の女”は泣いたのだろうか?

英国初の女性首相マーガレット・サッチャーを描く伝記映画。 現在、認知症を患い、公の場から姿を消している女史に対してあまりに敬意のない作りになっている。雑貨店の娘に生まれ、質素堅実という勤勉な哲学を持った女史の人間性に対する考察もなければ...

ドライヴのポスター
ドライヴ
投稿: 2012年08月15日
10

“I Drive”

この映画の性格は冒頭のセリフで端的に表現される。「見た目はハリウッドをよく走っている車。中身は最高速度のエンジンだ」。すなわち“見た目はよくあるハリウッドB級アクション。中身はデンマークの異才と世界で二番目にセクシーな男とウルトラヴァイオ...

ヘルプ 心がつなぐストーリーのポスター
ヘルプ 心がつなぐストーリー
投稿: 2012年08月14日
8

Helpと呼ばれた女たち

アメリカ映画が得意としてきたアメリカの負の遺産を軽やかにヒューマンドラマへと昇華する映画である。「ドライビング・ミス・デイジー」など80年代の映画を想起させ、新鮮味には乏しいかもしれない。オクタヴィア・スペンサーがオスカーに輝いた黒人メ...

正義の重さは何ポンド?

我らがジョージ・クルーニー兄貴の監督第四作は大統領選挙の内幕を描く舞台劇の映画化だ。理想主義の若手選挙参謀が心酔する候補の裏の顔を知り、真なる選挙のパワーゲームに身を投じていく。次期大統領候補と目される政治家を兄貴自らが洒落っ気たっぷり...

アーティストのポスター
アーティスト
投稿: 2012年08月14日
10

だからサイレント

アカデミー賞前哨戦での快進撃を聞いた時、「クラシックで懐古的な映画かな」と先入観を持ったのだが、いざ蓋を開けてみれば結果、オスカーで5冠を分け合った「ヒューゴの不思議な発明」と同じく映画体験の原風景への立ち返りがテーマであり、そして礎を...

レビューバランス
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アカデミー賞2017

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岸岡 卓志

孤高のイケメンチェイサー。映画に関する文章を書かせていただく等、地方都市から「映画」の素晴らしさを発信すべくがんばっています。

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小口 心平

映画宣伝プロデューサーであり、毎週必ず劇場で新作を観る、いち映画ファン。

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芳賀 健

週刊朝日で連載。総合映画情報サイト オスカーノユクエ管理人。Twitterでせっせと毎日最新映画ニュースを配信中。