長内那由多

[ 劇作家、俳優、演出家 ]
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429 作品
鑑賞した映画
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プロフィール
タマネギ畑が広がる北海道のド田舎で多感な思春期を過ごす。中学2年生で「恋人までのディスタンス」のジュリー・デルピーに恋をする⇒メインの更新は本館ブログへ移行しました。こちらでは劇場公開作についてたまにアップします。
最新レビュー
20センチュリー・ウーマンのポスター
20センチュリー・ウーマン
投稿: 2017年07月31日
9

20世紀のあなたへ

感触は確かに憶えているのに、それを言い表す言葉が見つからないことがある。 少年時代に好きだったあの娘のこと。自分に新しい世界を教えてくれた年上のひと。そして、母親という存在。近すぎるばかりにわからなかったが、思春期を過ぎる頃には母も女で...

昼顔のポスター
昼顔
投稿: 2017年07月31日
7

昼顔と蛍

フジテレビで高視聴率を記録したテレビシリーズ完結編となる劇場版。 これまで数多の“劇場版”と名の付く映画がやってきた安易な引き延ばしではなく、職人西谷弘監督による文字通り“大人の演出”が施された純然たる劇映画のルックだ。西谷は過去にも『ガリ...

LOGAN ローガンのポスター
LOGAN ローガン
投稿: 2017年07月31日
10

帰ってきてと泣いたりしない

これは『X-MEN』の続編ではなく、いつか見たアメリカ映画の風景だ。 冒頭、酒に酔った髭面の男が現れ、ならず者ども半殺しにする。男の名はローガン。かつて“ウルヴァリン”と呼ばれた最強のミュータントだ。正義のミュータント軍団X-MENは滅び、タク...

メッセージのポスター
メッセージ
投稿: 2017年06月08日
10

ヘプタポッドよ、舞い降りて!

監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは日常に宇宙人という非日常が入り込んでくる気配を濃密に描出し、僕たちを引き込む。前作『ボーダーライン』でも好投したヨハン・ヨハンソンのスコアがここでも快楽的なストレスを課し、やがてそれは宇宙人の登場によって不可...

マンチェスター・バイ・ザ・シーのポスター
マンチェスター・バイ・ザ・シー
投稿: 2017年06月08日
10

マンチェスター叙景

北国育ちの人ならマンチェスター・バイ・ザ・シーの冬の寒さは身に沁みてわかるだろう。低い雲がたちこめる曇天が続き、春が来たと思えばまた雪が降ったりする。長く、過酷な季節だ。マンチェスターへと帰郷したリーの脳裏によぎる、過去の凄惨な事件。ロ...

最強ミックスVol.2

マーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)の中でも特大のヒット作となった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編を、ジェームズ・ガン監督はかなりの自由度で撮っている事が伺える。MCU作品ではかならず盛り込まれる他作品とのリ...

はじまりへの旅のポスター
はじまりへの旅
投稿: 2017年05月19日
10

人民に力を、権力の反抗を

資本主義社会に背を向け、森の奥で外部と繋がりを断って生きる家族…家長ベンは北アメリカの森林を買い取り、そこで子供たちに自給自足の生活を課し、チョムスキーからドストエフスキーまであらゆる書物を与えていく。子供たちは何ら疑うことなく父の教育を...

バーニング・オーシャンのポスター
バーニング・オーシャン
投稿: 2017年05月10日
5

ここで幕引きをしてはならない

物議を醸した『ローン・サバイバー』に引き続き、ピーター・バーグ監督がマーク・ウォルバーグを主演に迎えた実録ディザスター映画。記憶に新しい2010年のメキシコ湾原油流出事故を描く本作は、安全性を軽視し、企業利益を優先するBP社によって犠牲となっ...

ムーンライトのポスター
ムーンライト
投稿: 2017年05月10日
10

月光夜

前代未聞の大逆転劇となった『ムーンライト』のアカデミー作品賞受賞は、まさかの作品賞読み間違えというハプニング以前に、あらゆる面から見て異例尽くしの、アメリカ映画史に残る大快挙だ。 現代黒人社会を舞台にしていること、そしてLGBTをテーマ...

LION ライオン 25年目のただいまのポスター
LION ライオン 25年目のただいま
投稿: 2017年05月10日
7

君の名は

5歳の時にインドで迷子になり、やがてオーストラリアへ里子として渡った少年サルーは25年後、何とグーグルアースで故郷を見つけ出し、帰宅を果たす。この感動的な物語からはしかしながら世界を取り巻く差別と貧富の格差、ひいては多様性とは何かという問...

ナタリー・ポートマンの深淵

ケネディ大統領夫人ジャクリーンことジャッキーの伝記映画だが、パブロ・ラライン監督は月並みな実録モノに終わらせない。前作『NO』ではペルー独裁政権の終焉を1カ月間のCM合戦に的を絞って描いた監督である。今回はケネディ暗殺から国葬を取り付け...

キングコング 髑髏島の巨神のポスター
キングコング 髑髏島の巨神
投稿: 2017年05月02日
7

キングコング対…

ジョーダン・ヴォート=ロバーツなる無名の新人監督の“キングコングとベトナム戦争時代の米兵が戦う”というワンアイデアから製作が始まったというが、なかなかどうして。企画不足の消化不良なハリウッド映画が相次ぐ昨今、この新鋭は観客の見たい絵をしっ...

ゴースト・イン・ザ・シェルのポスター
ゴースト・イン・ザ・シェル
投稿: 2017年05月02日
5

ゴーストと義体の不一致

ファンとしては、製作陣の原作の読み違えに文句をつけたくなってしまう。主人公“少佐”のキャラクターを細かに描写した事だ。 少佐こと草薙素子はわずかに残った脳以外は全身機械のサイボーグであり、それまでの経歴や記憶に謎が多く、そもそも性別すら定...

哭声 コクソンのポスター
哭声 コクソン
投稿: 2017年05月02日
10

悪魔が来たりてカメラを取る

『チェイサー』『哀しき獣』に続くナ・ホンジン監督の第3作『コクソン』はコメディ、ミステリー、ゾンビ、オカルトにまで変容するジャンル不定、身の毛もよだつ大怪作だ。 韓国の寒村で多発する一家惨殺事件。犯人はいずれも家族の一員で、事件後はまる...

お嬢さんのポスター
お嬢さん
投稿: 2017年05月02日
8

Let it go

偏執的なまでにこだわり抜かれた美術、息を呑む美しいカメラ、濃密な愛の気配。粘着的で大胆な演出は思いがけない感動へと昇華されていく。パク・チャヌク監督の新たな傑作だ。 舞台は1939年、日本占領下の朝鮮半島。 詐欺師は藤原伯爵を騙り、日本華...

パッセンジャーのポスター
パッセンジャー
投稿: 2017年04月21日
4

2017年宇宙の旅

5000人の乗客を乗せた惑星間航行船アヴァロン号は120年の時間をかけて植民惑星へと向かっていた。30年目のある日、クリス・プラット扮するジムのコールドスリープ装置が故障。彼一人だけが目を覚ましてしまう。船内には再びコールドスリープに入るための機...

ヒトラーの忘れもののポスター
ヒトラーの忘れもの
投稿: 2017年04月21日
8

デンマークの白砂

ヨーロッパで難民の排斥が叫ばれ、アメリカでイスラム圏の入国禁止処置が進む今、一体この憎しみの奔流はどこから来ているのかと途方に暮れてしまう。辿れば根源はテロなのだろうが、果たして僕らが憎んでいるのはその行いなのか、人種や国籍なのか。マー...

マリアンヌのポスター
マリアンヌ
投稿: 2017年04月21日
7

カサブランカより愛をこめて

ロバート・ゼメキス監督の最新作『マリアンヌ』(原題=ALLIED)は『カサブランカ』はもとより往年のロマンス映画、そして“スター映画”にオマージュが捧げられている。時に古風すぎるきらいもあるが、ゼメキスの演出はミニマルな熟練技を身に付けており、...

シリアの空

今年のアカデミー短編ドキュメンタリー賞受賞作。 連日、ロシア軍による空爆が続くシリアで消防、救急に携わる民間団体“ホワイト・ヘルメット”を追った力作だ。ここ数年、オリジナルドキュメンタリーの製作に力を注いできたNetflixにとって初のオスカー受...

沈黙 サイレンスのポスター
沈黙 サイレンス
投稿: 2017年03月20日
8

映画への信仰

マーティン・スコセッシ監督が何十年もの時を経て映画化した『沈黙』はその苦節のプロダクションこそが希求心の物語であるかのようだ。映画という神への信仰に憑りつかれた男はいかにして真理を得たのか…キリスト教未開の地、日本で己の信仰心を試される牧...

レビューバランス
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Azumi Miyaji

エンタメ度高めな映画が好きです。アガれるか否かで評価する傾向有り。ドニーさん映画に甘い。ドニーさんが好き。

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田中 啓一

基本的にはレビューやめました。 雑感中心に書き込みます。ときどきガッツリ取り組みたくなるかもしれませんが、そんなときは、あーこいつコーフンしてんだなーくらいにご笑納ください。

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Daisuke O-oka

某メディア企業で取材・出稿を伴うVTRディレクターをやってます。映画製作ビジネスの経験有り。そのうち何かやってやろうとユルく模索中。映画以外では、スノーボードや自転車ほかアウトドア全般、マンガに読書、クルマ、ねこ、これからの社会の動きなど、興味は全方位。よろしくです。