長内那由多

[ 劇作家、俳優、演出家 ]
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441 作品
レビュー本数
453 作品
鑑賞した映画
93
お気に入りされた数
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プロフィール
タマネギ畑が広がる北海道のド田舎で多感な思春期を過ごす。中学2年生で「恋人までのディスタンス」のジュリー・デルピーに恋をする⇒メインの更新は本館ブログへ移行しました。こちらでは劇場公開作についてたまにアップします。
最新レビュー

ドン底からは上がるだけ!

現代アメリカンコメディの旗手ジャド・アパトウのプロデュースによる本作は珍しく女性が主人公。主演も務めるクリステン・ウィグのスマートな知性と性格の良さがにじみ出る小気味良い脚本によって女性だけではなく、男性も大笑いしてホロリと泣けるアメリ...

LOOPER ルーパーのポスター
LOOPER ルーパー
投稿: 2013年02月16日
10

連環を断つ者

SFフィルムノワールの決定版だ。学園ノワール「ブリック」で匂い立つようなハードボイルドを描出したライアン・ジョンソン監督、やはりその才能はフロックではなかった。先の見えない独創的な脚本、エッジィなアクション、細部にまで冴え渡る構成美、そし...

ザ・マペッツのポスター
ザ・マペッツ
投稿: 2013年02月16日
5

みんなマペッツが大好き

この映画を見て驚かされるのがマペッツの幅広い人気だ。豪華カメオ陣が“マペッツのためなら”とおそらく二つ返事で出演を快諾したのであろう、老若男女問わず顔を見せて映画を盛り上げてくれる。映画ファンならその顔見せにワクワクしてしまうだろう。みん...

アルバート氏の人生のポスター
アルバート氏の人生
投稿: 2013年02月06日
6

“なぜ、かくも哀れな人生を歩んだのか”

「なぜ、かくも哀れな人生を歩んだのか」 医師はアルバート氏をこう評したが、はたして誰が彼女を笑えるのか。 19世紀アイルランド、女が一人で生きていくには性別を男と偽るしかなかった時代。就業のために自我を捨てて埋没し、自分を殺し続けたため...

ザ・クリミナル 合衆国の陰謀のポスター
ザ・クリミナル 合衆国の陰謀
投稿: 2013年02月05日
7

Noting But the Truth

イラクに大量破壊兵器がない、という事実を調べ上げてしまったばかりにホワイトハウスからCIAエージェントである事をバラされてしまった主婦ヴァレリー・プライムの事件をモデルにしたポリティカルサスペンス。後発にまさに実録のダグ・リーマン監督作があ...

大海のリグ・ヴェーダ

アン・リー監督の語りの魔術が冴え渡る逸品だ。舞台となるインドの情緒の中で語られる軽妙な語り口はまるでジョン・アーヴィングの小説を思わせる。主人公一家は国内情勢の悪化のため、動物達を連れてカナダへと亡命。ところが、その途上で船が嵐に呑まれ...

ミックマックのポスター
ミックマック
投稿: 2013年01月31日
3

番地ちがいの「アメリ」

ジャン・ピエール・ジュネ監督がホームグラウンドに帰ってきた。大風呂敷を広げたものの、イマイチ評価の伸びなかった「ロング・エンゲージメント」は置き去り、いつも通りのセピア色にパリの街を染め上げ、奇人変人のユートピアとしてポップでキッチュに...

ホビット 思いがけない冒険のポスター
ホビット 思いがけない冒険
投稿: 2013年01月31日
7

中つ国再訪

ハワード・ショアによるあのテーマ曲を聞いた瞬間に早くも落涙してしまった。ああ、「帰ってきただよ」! 中つ国を再訪した僕は今回の作風にちょっと驚いた。今度の3部作は笑えるのだ。 これは原作そのものの性格の違いに由来するのだろう。トールキ...

アニマル・キングダムのポスター
アニマル・キングダム
投稿: 2013年01月31日
9

牙をむく時

オーストラリアから久々に届いた骨太の犯罪映画だ。 実在した犯罪一家と、そこに放り込まれた無垢な少年を描くデヴィッド・ミショッド監督によるこのデビュー作は血で血を洗う抗争、家族という逃れられない呪縛といった普遍的なテーマを織り込み、とても...

フランケンウィニーのポスター
フランケンウィニー
投稿: 2013年01月31日
8

ペットセメタリー/オランダ町の大決戦

最近、ティム・バートンがちょっと心配だ。「スウィーニー・トッド」で巨匠の風格を見せたのもつかの間、「アリス・イン・ワンダーランド」「ダーク・シャドウ」と暴投続きでかつての暗い輝きが見られないからだ。 ところが自身のデビュー作を偏愛のパペ...

エルミタージュ幻想のポスター
エルミタージュ幻想
投稿: 2013年01月30日
7

そこはロシアの聖櫃

人々が肩を並べ、ゆったりと、ひそやかに明りの灯る宮殿内に降りていく。夢見心地のようなロシア史の再現。映画館の闇を通してフィルムのファンタジーが地続きとなり、肌身に触れてくる。 古今の独裁者を描いてきたソクーロフ監督はエルミタージュ美術館...

レ・ミゼラブルのポスター
レ・ミゼラブル
投稿: 2013年01月24日
7

歌はいつまでも鳴り響いている

人気ミュージカルをトム・フーパー監督以下、一流キャスト、スタッフで映画へと完全移植した今年のアカデミー賞8部門候補作。見事なカメラワーク、美術、衣装を得て大スクリーンでミュージカルを楽しむ醍醐味を味わわせてくれる。なにより映画ファンには...

人生の特等席のポスター
人生の特等席
投稿: 2013年01月14日
7

ボールは緩やかにミットへと

手から放たれたボールが緩やかにミットに収まるかのような、そんな然るべき映画の時間が流れるのは監督ロバート・ロレンツが師匠イーストウッドより受け継いだ“筆致”だろう。じれったさは感じるかもしれない。ただ、映画には筋の運びよりも大事なものが時...

未知との遭遇のポスター
未知との遭遇
投稿: 2013年01月12日
7

宇宙のシンフォニー

スピルバーグの初期代表傑作にして、今日に至るSF映画のマイルストーン。ミステリーとサスペンスを緩急自在に投げるストーリー展開は後にあらゆる宇宙人侵略モノでフォローされたが、実はその宇宙人が友好的であり、音階で交信を計るシーンのファンタジ...

カリフォルニア・ドールズのポスター
カリフォルニア・ドールズ
投稿: 2013年01月10日
10

ったく、女てやつは

「北国の帝王」「特攻大作戦」などで知られる男性アクション映画の巨匠ロバート・アルドリッチ監督の遺作。昨年、他界した刑事コロンボことピーター・フォークが巡業女子プロのマネージャーに扮した。 男くさい映画を撮り続けてきた巨匠だが、本作の主...

ウェイバック 脱出6500kmのポスター
ウェイバック 脱出6500km
投稿: 2012年12月20日
8

この世の果てで、神の声に耳を澄ます

第二次大戦期、シベリアの強制収容所から脱出した男達が徒歩でモンゴルへ渡り、その後共産主義を逃れてゴビ砂漠からチベット、ついにはヒマラヤを越えてインドへと辿り着いた全長6500キロの苦難の実録ドラマである。人間の自由を求めた不屈の精神と尊...

マリリン 7日間の恋のポスター
マリリン 7日間の恋
投稿: 2012年12月20日
5

メソッドとミシェルとマリリン・モンロー

やはりこうして昨年のアカデミー賞候補群を並べて見ると“原点回帰”がキーワードだったのだなと思う。マリリン・モンローが新作「王子と踊り子」に主演すべく渡英した際のエピソードを描く本作は単なる伝記ドラマではなく、ストラスバーグによって確立された...

007 スカイフォールのポスター
007 スカイフォール
投稿: 2012年12月13日
9

旧いものはいい

前作まで必死に007というブランドを否定し、稚拙ながらもジェイソン・ボーンのフォローをした後では本作のアクションはスローテンポに感じるかもしれない。サム・メンデス監督が公言する「ダークナイト」からの影響も、ボンド映画の屈託のなさを愛する...

コンテイジョンのポスター
コンテイジョン
投稿: 2012年11月30日
8

恐怖の感染

スティーブン・ソダーバーグ監督久々の会心作はオールスターキャストで贈る“ウィルス版「トラフィック」”とも言えるパンデミック映画だ。 同ジャンルでは95年にウォルフガング・ペーターゼン監督による「アウトブレイク」という大作があるが、本作は...

レビューバランス
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岸岡 卓志

孤高のイケメンチェイサー。映画に関する文章を書かせていただく等、地方都市から「映画」の素晴らしさを発信すべくがんばっています。

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村山 章

サエない映画ライターです。だって、応援する映画がこぞって売れないんだもの。

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完山 京洪

監督/脚本/俳優/製作。Vesuvius LLC. Japan 代表。 監督作「シーソー seesaw」「救命士」「Make My Day」