長内那由多

[ 劇作家、俳優、演出家 ]
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453 作品
レビュー本数
464 作品
鑑賞した映画
93
お気に入りされた数
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プロフィール
タマネギ畑が広がる北海道のド田舎で多感な思春期を過ごす。中学2年生で「恋人までのディスタンス」のジュリー・デルピーに恋をする⇒メインの更新は本館ブログへ移行しました。こちらでは劇場公開作についてたまにアップします。
最新レビュー
かぐや姫の物語のポスター
かぐや姫の物語
投稿: 2014年01月12日
9

“こっちはいい所だぞー!”

ふっと、上のセリフを思い出した。「ターンエーガンダム」の第一話、月からやってきた主人公ロランが天の同胞達へ向かって叫ぶ言葉だ。 ほぼ原作に忠実な高畑勲監督による本作は1つだけ大胆な脚色が施されている。かぐや姫は月にいた頃、天の羽衣をまと...

麦秋のポスター
麦秋
投稿: 2014年01月10日
6

幸せの最大公約数

小津安二郎監督、原節子のコンビ第2作目は「晩春」の変奏曲だ。 小津というのは奇妙な監督で、同じモチーフを同じ配役、同じ手法で何度も繰り返すのだが、本作は父娘の情愛にオイディプスコンプレックスを隠し味とした「晩春」のミステリアスとも言える...

ゼロ・グラビティのポスター
ゼロ・グラビティ
投稿: 2014年01月10日
10

2013年宇宙の旅

こんな事は初めてだ。鑑賞後、数日を経ても身体があの感覚を憶えている。宇宙に行ったな、と“実感”として蘇る。3D、アイマックスで鑑賞した本作はショッキングなまでに映画館で体験する事の意味を再定義してみせた。 3D映画のスタンダードとなった...

晩春のポスター
晩春
投稿: 2014年01月07日
10

隠されたニュアンス

小津安二郎監督49年の本作はその後の作風を決定付けるエポックメイキングとなった。原節子を主演に迎え、後の「東京物語」「麦秋」と続く“紀子三部作”と呼ばれたこの連作は娘の結婚を巡る悲喜こもごもをテーマとし、一見どれも同じように見えるのだが、...

セッションズのポスター
セッションズ
投稿: 2014年01月07日
7

触れ合える悦び

幼少期にかかったポリオ熱により首から下に全身マヒの後遺症が残ってしまった作家マーク・オブライエンの実話を映画化した本作は、障害者の性というなかなか話題に出来ない題材を何とコメディとして描いている。自身の苦境をウィットに富んだユーモアで笑...

彼岸花のポスター
彼岸花
投稿: 2014年01月05日
8

良い時もあれば、悪い時もある

小津の後期作品であり、初のカラー作品でもある本作はその円熟の語り口が堪能できる逸品だ。ガンコ親父に阻まれる結婚騒動のようでいてその実、親の子離れがテーマとしてユーモラスに綴られている。小津の人生観は単純明快。冒頭で駅員が話す“良い時もあれ...

そして父になるのポスター
そして父になる
投稿: 2014年01月05日
8

格差の空気

6年間、育ててきた我が子が病院で取り違えられた“他人の子”だったら? 果たして血のつながりを選ぶのか?共に過ごした時間を選ぶのか? 究極の命題を突きつける是枝監督のカンヌ映画祭審査員賞受賞作。 困難なテーマを扱い、観る者を離さない緊張感...

噂のギャンブラーのポスター
噂のギャンブラー
投稿: 2013年10月23日
1

そこにツキはない

これだけのメンツが揃ってどうしてこんな仕上がりになってしまったのか、痛々しさに満ちた94分だ。実在の女性ギャンブラー、ベス・レイマーによる「レイ・ザ・フェイバリット」を下敷きにした本作は映画化におけるあらゆるツキに見放されている。 知的美...

009 RE:CYBORGのポスター
009 RE:CYBORG
投稿: 2013年10月20日
3

笑う“彼”と個別の9人

神山監督の明晰さは一体どこに行ってしまったんだろう。 故石ノ森章太郎によるSF漫画「サイボーグ009」をリメイクした本作はおそらく未完に終わった“天使編”をベースにし、そこに神山監督ならではの“集団と個”というテーマを持ち込んで練り上げられたと...

クロニクルのポスター
クロニクル
投稿: 2013年10月19日
10

映画じゃない。ホントのことさ。

まさに衝撃作という言葉が似つかわしい映画だ。 謎の鉱石に触れた高校生3人組が超能力を身につけ、「AKIRA」や「童夢」も真っ青な超能力大戦争に発展していく様を全編、手持ちカメラや監視カメラの映像から描き出したPOV映画の完成形である。コン...

トリシュナのポスター
トリシュナ
投稿: 2013年10月10日
5

トーマス・ハーディの呪い

文豪トーマス・ハーディによる「テス」をインドを舞台に再映画化したマイケル・ウィンターボトム監督作。ウィンターボトムとしては「日蔭のふたり」「めぐり逢う大地」に続くハーディ代表作の映画化であり、よほどの愛読作家と伺える。宿命論を背景に自ら...

エリジウムのポスター
エリジウム
投稿: 2013年10月09日
5

エリジウムの罠

鬼才ニール・ブロムカンプ監督待望の第2作。今度はわずか1パーセントの富裕層に99パーセントの人口が搾取されているアメリカの格差問題を2154年のLAに描き出した。限られたエリート達は荒廃した地球を捨て、スペースコロニー“エリジウム”から地球を支配し...

ダイ・ハード ラスト・デイのポスター
ダイ・ハード ラスト・デイ
投稿: 2013年10月08日
1

渡る世間はダイハード

ジョン・マクレーンに息子がいたなんて初耳だ。 娘の存在はかねてから言及されてきたが、息子の話はこれまで一度も出てこなかった気がする。さっそく検索してみると…いた!第1作目で登場していたというではないか。 かくして25年の時を経て再登場し...

ビザンチウムのポスター
ビザンチウム
投稿: 2013年10月07日
9

少女はビザンチウムの下で孤独の吐息をつく

ニール・ジョーダン監督は地元アイルランドに戻ると途端に精彩を放つ。モイラ・バフィーニの戯曲を映画化した本作は「トワイライト」はじめ乱造されるヤンキー製ヴァンパイア映画へのカウンターだ。永遠の孤独を生きる彼らの心象風景にアイルランドの荒涼...

テイク・ディス・ワルツのポスター
テイク・ディス・ワルツ
投稿: 2013年10月06日
7

1人でワルツを

サラ・ポーリーの監督第2作目はまたしてもその諦観にも似た視点の鋭さに驚かされる逸品だ。老成ともとれるその人生観たるや、いかにして培われたのか大いに気になる彼女は今回、オリジナル脚本も手がけてある主婦の人生の虚無を描きだす。主演にミシェル...

ボーン・アルティメイタムのポスター
ボーン・アルティメイタム
投稿: 2013年10月02日
10

ニュー・ボーン

シリーズを追う毎に評価を高めていった“ジェイソン・ボーンシリーズ”完結編。前作で自身の本名を知ったボーンは巨大組織CIAに最後の戦いを挑む。アカデミー賞では編集賞はじめ3部門に輝いた事からもわかる通り、あらゆる映画テクニックが導入された傑作だ...

インフォーマント!のポスター
インフォーマント!
投稿: 2013年10月01日
5

内部告発者(笑)

タイトルの意味は“内部告発者”。その後ろに“!”なのだからさしずめ「内部告発者(笑)」といった所か。90年代後半から数年に渡って行われたFBIの捜査が、内通者のでっち上げに振り回されたものだったという実話を描いたブラックコメディだ。 主人公は...

殺しの烙印のポスター
殺しの烙印
投稿: 2013年09月29日
9

「米の炊ける匂いがたまらねぇんだぁ」

あまりのワケのわからなさに鈴木清順監督が日活から解雇を言い渡されるに至ったカルトムービーの傑作。 ハードボイルドものとしてスタートしながらも前半わずか30分が経過する頃からその演出は狂いだし、スタイリッシュな映像美とシュールレアリズムが...

マン・オブ・スティールのポスター
マン・オブ・スティール
投稿: 2013年09月23日
6

「ダークナイト」バブル

クリストファー・ノーラン製作、デヴィッド・ゴイヤー脚本でリブートされた新生「スーパーマン」シリーズ第一弾。これまでの設定をリセットし、地球で育ったクリプトン星人カル・エル=クラーク・ケントがスーパーマンとしてのアイデンティティを確立する...

レビューバランス
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茅野 布美恵のプロフィール画像

茅野 布美恵

地方誌の編集者。映画は、ノンジャンルで鑑賞。基本的には、劇場で愉しむ主義です。その作品を観ないとわからないレビューになる傾向あり。情けない男が出てくる映画や、青春ものが好物。マイケルホリック(Michaelholic=マイケルホール心酔者)にして、パトリック(デンプシー)教徒。

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Azumi Miyaji

エンタメ度高めな映画が好きです。アガれるか否かで評価する傾向有り。ドニーさん映画に甘い。ドニーさんが好き。

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岸岡 卓志

孤高のイケメンチェイサー。映画に関する文章を書かせていただく等、地方都市から「映画」の素晴らしさを発信すべくがんばっています。