長内那由多

[ 劇作家、俳優、演出家 ]
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427 作品
鑑賞した映画
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プロフィール
タマネギ畑が広がる北海道のド田舎で多感な思春期を過ごす。中学2年生で「恋人までのディスタンス」のジュリー・デルピーに恋をする⇒メインの更新は本館ブログへ移行しました。こちらでは劇場公開作についてたまにアップします。
最新レビュー
女神の見えざる手のポスター
女神の見えざる手
投稿: 2017年11月19日
7

オピニオンリーダー・チャステイン

米国に遅れること1年の日本公開となったが、相次ぐ銃乱射事件によって残念ながらタイムリーな作品となってしまった。銃規制法案可決に向けて暗躍する政界ロビイストを描いたポリティカルドラマだ。 乱射事件が起きる度に銃規制は叫ばれてきたがその都...

ゲット・アウトのポスター
ゲット・アウト
投稿: 2017年11月17日
9

アメリカで黒人であること

どっひゃ~! これはとんだ怪作、快作だ。 現代の低予算ホラーの帝王ジェイソン・ブラム製作による本作はハラハラするスリラーであり、観客が望むだけの血糊をぶちまけて、後半のトンデモ展開はいわゆるジャンル映画のそれである。しかし、根底にはヘイ...

20世紀少年

1990年に製作されたTVムービー版でも前後編合わせて4時間かかった膨大な原作を今回は主人公らの幼年期に焦点を絞って脚色。さらに原作では1950年代だった設定を1980年代へ変更し、まるで『スタンド・バイ・ミー』に魅了された僕らのノスタルジーをくす...

ブレードランナー 2049のポスター
ブレードランナー 2049
投稿: 2017年11月07日
9

巷に降る雪のように

あれから30年経ったが、自分とは何者かを問い、生きる意味を模索し続ける僕らの虚無感は全く埋まっていない。 2049年、人類とレプリカントの境界はより曖昧となった。従順さを追求して作られた心のないレプリカントが人類の労働を支え、多くの人間は既...

許されざる者

2011年の『創世記』から始まる新シリーズの第3弾。第2作目『新世紀』から登板したマット・リーヴス監督が再びメガホンを取り、1968年のオリジナル版が持つ批評精神を継承した堂々たる完結編だ。 ヘイトの風が吹き荒れる今、“大佐”ら人間たちに投影さ...

ドリームのポスター
ドリーム
投稿: 2017年10月26日
8

空を見上げろ、歩けよ乙女

僕は歴史の負の遺産に向き合うアメリカ映画の健やかさが好きだ。 1961年、ヴァージニア州。未だ人種差別が色濃い時代にNASAで宇宙開発に携わった黒人女性たちがいた。数学の天才である彼女らはやがてアメリカの宇宙開発計画“マーキュリー計画”に関わ...

エイリアン コヴェナントのポスター
エイリアン コヴェナント
投稿: 2017年10月10日
7

創られし者、創りし者

中盤のドス黒い、邪悪な気配は何なのだ。 新型エイリアン“ネオモーフ”の襲撃から主人公らを救ったアンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)は、かつてその惑星を支配していた宇宙人“エンジニア”の街へと彼らを導く。 古城のような研究室...

ダンケルクのポスター
ダンケルク
投稿: 2017年10月10日
8

ダンケルクスピリット

巻頭の銃声をきっかけに、クリストファー・ノーラン監督は観客をダンケルク海岸へと叩き落す。名もなき兵士の肩越しにカメラを据え、並々ならぬ迫力で観客にこの世の地獄を追体験させる。IMAXカメラのランドスケープと腹に響く砲弾の音響に僕らはすく...

正統継承者

ヨン・サンホ監督は“ゾンビは社会を映す鏡”というロメロ御大のイズムを的確に継承している。 ソウル発釜山行きの特急列車内でゾンビ禍が発生するというゾンビ映画史上類を見ないセンス・オブ・ワンダーが象徴するのはソウルを背中合わせにし、今なお緊張...

エル ELLEのポスター
エル ELLE
投稿: 2017年09月21日
8

あたし、嘘つくのやめたから

冒頭、いきなりイザベル・ユペール扮するミシェルがレイプされる場面から映画は始まる。ところが事が終り、犯人が去ると彼女は何でもない事のように部屋を片付け、服を着替えて寿司の出前を注文する。今日は息子がディナーを食べにくる日だ。 ミシェル...

ベイビー・ドライバーのポスター
ベイビー・ドライバー
投稿: 2017年09月14日
9

『ラ・ラ・ランド』へのアンサーソング?

ようやく、ようやく飛び出したエドガー・ライト監督の本塁打『ベイビー・ドライバー』は途中、多少の蛇行はあるものの、冒頭からアクセル全開で最高のドライブに連れて行ってくれる大快作だ。 巻頭、ベルボトムズをバックに繰り広げられる銀行強盗から...

ブレンダンとケルズの秘密のポスター
ブレンダンとケルズの秘密
投稿: 2017年09月14日
6

となりのアシュリング

昨年、『ソング・オブ・ザ・シー』でようやく日本初紹介されたトム・ムーア監督の2009年作。 遥か昔、バイキングの侵略を恐れた修道士たちは巨大な壁を建造し、独自のコミュニティを築いていた。孤児のブレンダンは修道院長でもある厳格な叔父の下で...

ワンダーウーマンのポスター
ワンダーウーマン
投稿: 2017年09月01日
9

To The Wonder

今年最大のヒットとなった『ワンダーウーマン』は分断とレイシズムに揺れる2017年に現れるべくして現れた大快作だ。『モンスター』以来、実に13年ぶりの劇場長編となったパティ・ジェンキンス監督はワンダーウーマン=ダイアナを第一次大戦時に放り込み、...

そもそも所要時間15分のアトラクション

まぁまぁ、そんなに目くじらを立てることもないじゃないか。 最近の全米批評家はジョニー・デップがおふざけをするだけで袋叩きにするし、観客もとっくに嫌気がさしているが、それでも夏休み映画としては十分に楽しませてくれる。 冒頭、金庫を盗むは...

スパイダーマン ホームカミングのポスター
スパイダーマン ホームカミング
投稿: 2017年08月23日
8

ピーターはある朝突然に

スパイダーマンがマーヴェルに帰ってきた。 実は映画化権がソニーにあり、今回は特別契約でマーヴェル・シネマティック・ユニバース(MCU)へ合流という、オトナの事情をクリアした再リブート作だ。トム・ホランド版スパイディ初お目見えとなった『シ...

ありがとう、トニ・エルドマンのポスター
ありがとう、トニ・エルドマン
投稿: 2017年08月21日
9

お~い、やってるか!

日本で紹介される本数のせいもあるだろうが、僕のドイツ映画へ抱くイメージは“質実剛健”“生真面目”だ。そんなドイツからこんな直球の父娘人情ドラマが出てくるなんて!カンヌ映画祭はじめ世界中の映画賞を席巻、大ヒットした万国普遍の人生賛歌だ。 父...

ウィッチのポスター
ウィッチ
投稿: 2017年07月31日
10

魔女の歌

サンダンス映画祭で脚本賞と監督賞を受賞した本作はとても初監督作とは思えない、風格すら漂うゴシックホラーだ。一級の美術、衣装のプロダクションデザイン、自然光を主に撮影された絵画のような撮影(夜間の室内撮影はろうそくの灯だけで撮っているよう...

オクジャ okjaのポスター
オクジャ okja
投稿: 2017年07月31日
8

アメリカ具材の韓国料理

冒頭、まるで國村隼が出てきそうな韓国の寒村で少女と巨大な怪物、スーパーピッグのオクジャが戯れている。食糧難解決を目的に米国企業が遺伝子操作で生み出したこの家畜は、『グエムル』の放射性物質で突然変異した魚の姉妹みたいなものだ。そこへ現れる...

20センチュリー・ウーマンのポスター
20センチュリー・ウーマン
投稿: 2017年07月31日
9

20世紀のあなたへ

感触は確かに憶えているのに、それを言い表す言葉が見つからないことがある。 少年時代に好きだったあの娘のこと。自分に新しい世界を教えてくれた年上のひと。そして、母親という存在。近すぎるばかりにわからなかったが、思春期を過ぎる頃には母も女で...

昼顔のポスター
昼顔
投稿: 2017年07月31日
7

昼顔と蛍

フジテレビで高視聴率を記録したテレビシリーズ完結編となる劇場版。 これまで数多の“劇場版”と名の付く映画がやってきた安易な引き延ばしではなく、職人西谷弘監督による文字通り“大人の演出”が施された純然たる劇映画のルックだ。西谷は過去にも『ガリ...

レビューバランス
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サトウ ムツオ

ライター/エディター/ムービーバフ(映画狂)。責任編集のムック『007 Complete Guide ジェームズ・ボンドはお好き?』(マガジンハウス刊、1,500円)が11月30日発売。好きな監督は、クリント・イーストウッド(神)、マーティン・スコセッシ(神)。

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完山 京洪

監督/脚本/俳優/製作。Vesuvius LLC. Japan 代表。 監督作「シーソー seesaw」「救命士」「Make My Day」

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茅野 布美恵

地方誌の編集者。映画は、ノンジャンルで鑑賞。基本的には、劇場で愉しむ主義です。その作品を観ないとわからないレビューになる傾向あり。情けない男が出てくる映画や、青春ものが好物。マイケルホリック(Michaelholic=マイケルホール心酔者)にして、パトリック(デンプシー)教徒。