服部香穂里

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プロフィール
映画界の末端で、浮草のように漂うております……。
最新レビュー
ふきげんな過去のポスター
ふきげんな過去
投稿: 2016年06月08日
8

女まよい道

 人生なんて、死ぬまでの、暇つぶしである。  もはや、誰が言いだしっぺなのかは定かではないけれど、とりあえず、この至言(暴言?)に乗っかってしまえば、”生”に何らかの意味や輝きを与えるものこそが、”死”に他ならないという、絶望的な仮説が成...

FAKEのポスター
FAKE
投稿: 2016年05月25日
8

愛と誠

 あの佐村河内守のゴーストライター騒動の、知られざる”その後”を追ったドキュメンタリー……などと安直にはまとめられない仕掛けを、鬼才・森達也が到る所に忍ばせた、創意と悪意、プラス、ちょびっとの善意に彩られた、ユニークな問題作である。  タ...

マクベスのポスター
マクベス
投稿: 2016年04月28日
8

神聖こまったちゃん

 どうしようもなく、マイケル・ファスベンダーの動向が気にかかる。自身を傷つけることでしか快楽を得られない脆さを秘めた男を力演した出世作『SHAME -シェイム―』(11)、ふなっしー×マトリョーシカ風の張りぼてで正統派二枚目マスクを覆い隠す『FRANK...

リップヴァンウィンクルの花嫁のポスター
リップヴァンウィンクルの花嫁
投稿: 2016年03月25日
8

ニッポン昆虫記

 岩井俊二の作品に登場する母親たちは、どこか歪んでいる。ややこしく入り混じった子どもへの愛憎が、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(93)では暴力的な、『花とアリス』(04)ではコミカルな形で噴出し、母と子を、容易には絶ち難い厄...

マジカル・ガールのポスター
マジカル・ガール
投稿: 2016年02月28日
9

アトムの子

 日本の幅広いカルチャーにも精通した、スペイン期待の新鋭による、恐るべき劇場デビュー作。  13歳まで生きられないであろうことを自覚しながら、日本製のアニメーション『魔法少女ユキコ』(『魔法のプリンセス ミンキーモモ』あたりがモチーフか?...

わたしを忘れないで

 明石家さんまの還暦祝いにも、軽い眩暈を覚えたが、あの『ちびまる子ちゃん』が、今年で放送25周年と知り、それって四半世紀やん……と、半泣き顔になりながら、独りごちてしまった。  そんなアニバーサル・イヤーに、久々の劇場版として制作された本...

ハッピーアワーのポスター
ハッピーアワー
投稿: 2015年11月28日
8

私たちが幸せだったこと

 ロカルノ国際映画祭で、日本人初となる最優秀女優賞に輝いた話題作。”裏切る”と書いて”人間”と読む、とは「下妻物語」(04)の桃子がのたまう金言であるが、演技未経験だった4人の女性たちは、”演じる=人生”であることを、飄々と体現してみせた。  ...

イニシエーション・ラブのポスター
イニシエーション・ラブ
投稿: 2015年05月17日
7

・・・待つわ?

 多くの人を虜にし、その人生をも狂わせたと思しき、TBS系の大ヒットドラマ「男女7人秋物語」(87)を、全篇にわたり重要なモチーフかつ伏線にしているにも関わらず、製作が日テレという、何だか大らかな成り立ちの本作。口にするのも少々こっぱずかしい...

Mommy マミーのポスター
Mommy マミー
投稿: 2015年05月02日
7

瞼のママ

 子どもは母親を選べないが、母親だって子どもを選べない。出たとこ勝負、産んだら最後、お互いのソリが合おうが合うまいが、母子間の壮絶なギャンブルは、勝敗のつかぬまま、死ぬまで続く。  そんな生々しいテーマと常に向き合ってきたのが、弱冠25...

セッションのポスター
セッション
投稿: 2015年04月11日
9

向上心のない者は、馬鹿だっ!!

 夏目漱石の「こころ」で、”先生”の生涯にわたり大きな存在であり続ける、生真面目すぎるKを、死へと駆り立てる一因となった、この一言。”座右の銘”との表現は語弊があるかもしれないが、しんどい日々の中で迷い、息づまった時、ふとこの言葉が頭をよぎ...

裸のチキン

 ひとは、独りでは生きていけないが、それって、非常に恐ろしいことだ。引きこもってみたところで、存在を完全に消すことは不可能だし、自死を試みても、醜い亡骸を人目にさらすだけ。生来は引っ込み思案で人見知りに属するようなタイプが、大衆に評価さ...

博士と彼女のセオリーのポスター
博士と彼女のセオリー
投稿: 2015年03月14日
8

(男)やもめのジョナサン

 元某トレンディー俳優(って言葉自体も死語だが……)に力説されても説得力を欠くが、本作で描かれる、特殊でありつつ大層人間くさいカップルの実話を目の当たりにすると、不倫も選択肢としてアリというか、そもそも、いつも間違ってしまう人間なる生きも...

風に立つライオンのポスター
風に立つライオン
投稿: 2015年03月06日
7

リ・アクション!

”さだまさし×大沢たかお”と聞いたところで、ああ、いつものあの手の作品ですね……と、よくも悪くも腑に落ちるのみであるが、新たに”×三池崇史”なる異分子が加われば、そのイコールの先に待ち受けるものを、半ば怖いもの観たさで追いかけたくなる欲求に駆ら...

さらば、愛の言葉よのポスター
さらば、愛の言葉よ
投稿: 2015年02月13日
8

私は犬になりたい

 手塚治虫御大の『火の鳥』を愛読していた時期もあったけれど、輪廻転生を信じてはいない。とはいえ、ついうっかり生まれ変わっちまうようなことがあったとしても、ジャン=リュック・ゴダールにだけはなりたくねえなあと痛切に思う。撮影時83歳だった本...

オオカミは嘘をつくのポスター
オオカミは嘘をつく
投稿: 2014年11月16日
7

ゴーモニズム宣言。

 いわゆるジャンル映画としては認められていないものの、“拷問映画”たるジャンルやそのニーズは、確実に存在する。他人の痛みは蜜の味……とまではいかずとも、救急車や消防車のサイレンの音に胸の高鳴りをを抑えきれなくなったり、好きな映画監督にキム・...

紙の月のポスター
紙の月
投稿: 2014年10月29日
7

「続・すいか」

 毎週、涙腺がおかしくなって困ってしまう「昨夜のカレー、明日のパン」を観る度に、やっぱ木皿泉はええなあ……と、しみじみ思うのだが、その感慨は、木皿の連ドラデビュー作「すいか」(03)へと遡る。小林聡美ふんする主人公は、いわゆる適齢期を過ぎて...

イントゥ・ザ・ストームのポスター
イントゥ・ザ・ストーム
投稿: 2014年09月12日
7

カメラ小僧の心意気

 “撮る”ことのハードルが、格段に低くなりつつある今、なんちゃって監督、なんちゃってカメラマン、なんちゃってアーティストなどが、続々と急増中。そういうお前は、どないやねん……なんちゃって。  アメリカ中西部のとある街を、未曽有の竜巻が襲い...

めぐり逢わせのお弁当のポスター
めぐり逢わせのお弁当
投稿: 2014年08月08日
9

希望という名の電車

 “無関心”ほど、絶望を誘う振る舞いはない。  身近なようで遠い、家族という存在。一女に恵まれた料理上手のイラも、近頃すれ違い気味の夫の愛を取り戻そうと、いつも以上に腕によりをかけていた。こうして出来た特製弁当は、ムンバイのランチ時のサ...

なまいきチョルベンと水夫さんのポスター
なまいきチョルベンと水夫さん
投稿: 2014年08月03日
7

“No”と言える子どもたち

 はじめに断わっておくが、本作の愛すべきヒロイン・チョルベン嬢は、“なまいき”では断じてない。確かに、ペコちゃんと「サザエさん」の花沢さんとを掛け合わせたかのような堂々たる風貌は、可憐さからは程遠く、ふてぶてしくさえあるが、それを“なまいき...

バードシャー テルグの皇帝のポスター
バードシャー テルグの皇帝
投稿: 2014年07月21日
7

大団円って、何?

 ある連続ドラマを、観続けるべきか、観限るべきか。初回あたりで即決できれば傷も浅いが、淡い期待を抱き続けながら、決断を先延ばしにした挙句、どえりゃあ時間を無駄にしてしまうことも、しばしば。そういう意味では、トータル3時間前後も珍しくない尺...

レビューバランス
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フリークのレビュアーたち

サトウ ムツオのプロフィール画像

サトウ ムツオ

ライター/エディター/ムービーバフ(映画狂)。責任編集のムック『007 Complete Guide ジェームズ・ボンドはお好き?』(マガジンハウス刊、1,500円)が11月30日発売。好きな監督は、クリント・イーストウッド(神)、マーティン・スコセッシ(神)。

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Daisuke O-oka

某メディア企業で取材・出稿を伴うVTRディレクターをやってます。映画製作ビジネスの経験有り。そのうち何かやってやろうとユルく模索中。映画以外では、スノーボードや自転車ほかアウトドア全般、マンガに読書、クルマ、ねこ、これからの社会の動きなど、興味は全方位。よろしくです。

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村山 章

サエない映画ライターです。だって、応援する映画がこぞって売れないんだもの。