奥 直人
650 フリーク
フリークポイント
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131 作品
レビュー本数
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334 作品
鑑賞した映画
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10 回
お気に入りされた数
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- 2 (17)
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- 7 (55)
- 8 (44)
- 9 (40)
- 10 (33)
映画暦15年。思いのままをレビューにぶつけていきます。
セロン様の魔女っぷりも本作で見納め?
前作を手掛けたルパート・サンダース監督とクリステン・スチュワートは不倫騒動を受け降板、代わりに視覚効果を担当していた新人監督が起用された本作。さすがに製作費1億ドルを越える超大作への抜擢は重圧だったのか、豪華キャストのバックアップも空し...
若い才能による、大胆な古典のカラーリング
欲望や野心といった感情がそのまま肉体を得たかのような狂気的なキャラクターによるドロドロの人間模様は、映画鑑賞よりも観劇という言葉が似合いそうな重厚な仕上がり。そのまま至極真っ当な古典の映像化と受け取れるだろう。 ところがこの映画、...
アベンジャーズ最大の敵は・・・。
世間の高い期待とは裏腹に、僕は「シビル・ウォー」に一抹の不安を抱いていた。「ウィンター・ソルジャー」の大成功に大きく貢献したのは、間違いなくCG全盛のこの時代に(しかもアメコミ映画にもかかわらず)あえて生身の肉体に着目したハイスピードな肉...
ジャスティスは何処へ?
2大ヒーロー世紀の激突。 前作「マン・オブ・スティール」の激闘の最中で実はブルース・ウェインの大事な部下たちが命を落としており、彼はスーパーマンの強大な力が人類を滅ぼしかねないと危険視するようになる。 なんとか2大ヒーローが激突...
生者と死者の織り成す世界
幼い頃に母を亡くしたイーディスは、それ以来霊を見るようになる。大人になり男爵との結婚を決意した彼女は海外の田舎にある古びた屋敷に移り住むが、そこでも霊に脅かされるようになり、次第に精神を病んでいく。 実は僕たちの住む世界には霊がう...
無駄がない、故に長い。
猛吹雪に見舞われ、次々と山小屋に避難する人達。ところが小屋のドアは壊れていて、閉めるためには釘で板を打ち付けて固定しなければならない。当然人が出入りするたびに釘は外れてしまうので、その度に打ち直す必要がある。劇中でしつこいほど繰り返さ...
「それ」に名前は要らない
ルールは単純明快。一度取り憑かれると「それ」はどこまでも追ってくる。日夜を問わず、様々な人物に姿を変えながら追ってくる。「それ」はノロノロと歩いてくるので、逃げるのは簡単だ。だけど逃げても逃げても必ず姿を現す。「それ」を振り切る方法は...
僕の人生チェックメイト
冷戦期にチェスの世界チャンピオンとして活躍したボビー・フィッシャー。チェス界では指折りのレジェンドであり数多くの実績を誇る彼だったが、その生涯は波乱に満ちたものだった。 劇中の言葉を借りればチェスは四手打つだけで3000億通りのパター...
火星に取り残された者だけど、何か質問ある?
地球から遠く離れ、食料や水も無ければ直に吸える空気も存在しない火星。そんな場所にたった一人取り残されてしまえば、きっとそれは考え得る最も絶望的な状況と言えるだろう。 人っ子一人いない惑星で悲しみに明け暮れるか、地球に残してきた家族...
もしかして、古き良きヒーロー像を継承する熱い作品なのではないか?
元プロレスラーのザ・ロックことドウェイン・ジョンソンがそのタフさを遺憾なく発揮し、ヘリ・車・ボートを乗り継ぎながら大地震で荒地と化したカリフォルニアで娘の救出に向かう物語は、まるでアメコミヒーローのようだ。 ところが数多のヒーロー達...
地上411メートル、世界最“高”のクーデター
1974年、完成間近の世界貿易センタービルの屋上、地上411メートルの高さにワイヤーを張りその上を歩くと言うとんでもない曲芸を成功させた、フランス出身の大道芸人フィリップ・プティ。劇中で彼はその計画を何度も「クーデター」と呼んでいるのが印象的...
世界は光に満ちている
18~19世紀にかけて活躍したイギリスの画家、ターナー。ロマン主義に分類される彼の作品は、特に後期になると画面が光に満ち溢れた抽象的な風景画が多くを占めるようになっていった。今日では広く愛でられているそれらの作品も、発表当時は「サラダのよ...
演技をするってこんなにも楽しい!
主人公のランゴは演劇好きのカメレオン。流れ着いた街で伝説のヒーローだとホラを吹いたのがきっかけで嘘を貫き通さざるを得なくなり、やがて演じていた偽者の自分と現実の自分とのギャップに苦悩を感じ、「本当の自分って一体・・・」と自問自答を始める。...
現実世界に迷い込んだ小さな熊のファンタジー
大地震で家を失った熊のパディントンはペルーからイギリスへと渡航を決意。長旅の末にロンドンの駅へと辿り着く。アメリカ映画なら駅の人混みにパディントンが現れた途端に周囲の人間はパニック、もしくは写メを撮ってツイッターにアップし、ネット上で...
タイトルに偽りなし。
やはり作品全体としては巧く作ったなという印象だ。物語はこれまでのシリーズから違和感無く繋げ、旧三部作(特にエピソード4)を髣髴とさせるオマージュの連続やCGに頼り過ぎない実写に主軸を置いたアクションなど、基本的にはオールドファッションな作...