奥 直人

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プロフィール
映画暦15年。思いのままをレビューにぶつけていきます。
最新レビュー
LION ライオン 25年目のただいまのポスター
LION ライオン 25年目のただいま
投稿: 2017年04月24日
10

世界の中心で、ただいまをさけぶ

 地球は球体なので、その表面に物理的な意味での中心は存在しない。しかし、誰しも生まれ持った故郷、そしてそこで暮らす家族や思い出があるわけで、それらが各々にとっての世界の中心と言えるだろう。  先進国で生まれた人なら、自分がどの大陸の何...

バーニング・オーシャンのポスター
バーニング・オーシャン
投稿: 2017年04月23日
6

凄まじいビジュアルだが、事故の背景は2時間の枠に収まらず。

 大手石油会社BPとの契約の下で採掘作業にあたっていたトランスオーシャン社のディープウォーター・ホライズン。ところが予定と予算の超過にしびれを切らしたBP側は、本来行われるべき安全確認作業をすっ飛ばし、見切り発車で採掘を強行しようと圧力をか...

ネオン・デーモンのポスター
ネオン・デーモン
投稿: 2017年04月15日
10

映画を観る時、君は映画に観られている。

 モデルの世界に足を踏み入れた純朴な少女が、嫉妬と欲望の渦巻く業界に犯され、恐ろしく変貌を遂げていく。悪趣味で変態的なアプローチを繰り出す倒錯した世界観はまともな感性を受け付けず、この映画を絶賛するとこちらの人間性をも疑われてしまいそう...

T2 トレインスポッティングのポスター
T2 トレインスポッティング
投稿: 2017年04月12日
6

人生こそドラッグだ!

 実に20年ぶりの続編。劇中でも前作から20年後が舞台となっており、エディンバラに戻ってきたマーク・レントンと仲間たちのその後が描かれる。  この20年間で世界が大きく変わったのは、誰よりも観客自身が身にしみて感じていることであろう。テクノ...

ゴースト・イン・ザ・シェルのポスター
ゴースト・イン・ザ・シェル
投稿: 2017年04月09日
2

SF版「ボーン・アイデンティティ」?

 「攻殻機動隊」をハリウッドが実写化。人々が電脳世界にアクセスし体を機械化するようになった近未来。対サイバー犯罪の切り札として脳以外をサイボーグ化されたミラ少佐は、ある殺人事件を捜査するうちに自らの記憶に疑いを感じ始め、背後に潜む巨大な...

パッセンジャーのポスター
パッセンジャー
投稿: 2017年03月27日
5

良くも悪くもスター映画

 人類の新たな移住先の惑星を目指し、5000人の乗客を乗せて120年に渡る宇宙への旅に出たアヴァロン号。冷凍睡眠状態の乗組員は到着直前に目覚める予定のはずが、技術者のジムはただ一人、到着まで90年もの時間を残して目覚めてしまう。孤独な宇宙船の中で...

キングコング 髑髏島の巨神のポスター
キングコング 髑髏島の巨神
投稿: 2017年03月26日
5

コングの黙示録

 CGで描かれる猛獣たちのアクションが売りの本作だが、それでも人間への興味が失われていないのは嬉しいばかり。舞台をベトナム戦争直後に設定したことで、髑髏島での惨劇が戦争のトラウマと重なっていく。人間が虫けら同然に次々と蹴散らされる無慈悲な...

モアナと伝説の海のポスター
モアナと伝説の海
投稿: 2017年03月10日
8

ディズニーアニメと神話のハイブリッド

 島の族長の娘として大切に育てられたモアナが、世界に広がる死の闇を止めるべく大海原に旅に出る。「シュガー・ラッシュ」、「アナ雪」、「ベイマックス」、「ズートピア」と、良作アニメーションを相次いで送り出しヒット作のノウハウを知り尽くしたデ...

アサシン クリードのポスター
アサシン クリード
投稿: 2017年03月07日
2

やはりゲームの域を出ない・・・。

 人間の自由意思をコントロールできる“エデンの果実”。それを手に入れ世界を手中に収めようとするテンプル騎士団と、人類の尊厳を守るために立ち向かうアサシン教団。中世より続く壮大な戦いを描いた、大人気ゲームの映画化である。  シェイクスピア...

トリプルX 再起動のポスター
トリプルX 再起動
投稿: 2017年03月07日
2

50手前のヴィンにスケボーはキツい

 1作目の魅力と言えば、アクションスターとして頭角を現し始めたヴィン・ディーゼルのフレッシュさだ。そんな彼も気が付けば50代目前。一般人の感覚では完全にオジサマ世代である。  もちろん同年代に比べればビジュアルは若々しいし、盛り上がった筋...

マリアンヌのポスター
マリアンヌ
投稿: 2017年02月26日
6

飾りじゃないのよ涙は

 第二次世界大戦中、カサブランカでナチスドイツの要人暗殺計画を実行したカナダ人工作員の男と、フランス人工作員の女。命を懸けた作戦で夫婦を偽った二人はいつしか燃え上がり、やがて結婚して平和な生活を築き始める。「異常な状況下で始まった恋は長...

フィフス・ウェイブのポスター
フィフス・ウェイブ
投稿: 2017年02月19日
1

テレビドラマで十分

 突如として上空に現れた飛行物体。それは地球へ複数の攻撃を行い、人類は成す術もなく追い詰められていく。この序盤の侵略場面がなかなかの出来栄えだ。百億単位の予算をかけた大作映画ではないので、破壊描写も局地的で、クロエ・グレース・モレッツ演...

キング・オブ・エジプトのポスター
キング・オブ・エジプト
投稿: 2017年02月19日
4

なんでもありな世界観も、アトラクションと割り切れば意外とOK?

 予告編を見た段階で歴史的な考察や信ぴょう性を軽くあしらった映画なのは予想できたが、本編はそれ以上のブッ飛びぶりで驚いた。「マイティ・ソー」のアスガルドを思わせる、至る所に金の装飾が施されたファンタジックなビジュアルなど朝飯前。ジェラル...

トリプルX ネクスト・レベルのポスター
トリプルX ネクスト・レベル
投稿: 2017年02月17日
1

タイトルの「X」って、「バツ」って読むんでしょ?

 忍者のような集団が国家安全保障局の基地を襲撃するオープニングだけで度肝を抜いたが、そんなものは前座に過ぎない。作り手はまともな映画を作ることを放棄し、あえて笑わしに来ているのかと本気で疑うレベルだ。  大人の事情で降板した前作のヴィ...

トリプルXのポスター
トリプルX
投稿: 2017年02月17日
5

ヴィン・ディーゼルのオーガニックな筋肉に萌え

 ヴィン・ディーゼル演じる主人公は様々なスポーツに精通し、過激なスタントを撮影してネット上のヒーローになっていた。すると凄腕のエージェントを探していたアメリカ国家安全保障局の目に留まり、シークレット・エージェントとして極秘任務に挑んでい...

奇妙になり切れない映画だが、終盤で浮かび上がるメッセージ性は強烈

 自身の幼少期の体験を基に、社会から疎外されたハミ出し者を描いてきたティム・バートン。彼の最新作は、2011年に出版された「ハヤブサが守る家」の映画化だ。周囲に馴染めずにいた少年が祖父の死をきっかけに、特殊な能力を持った奇妙なこどもたちが暮...

沈黙 サイレンスのポスター
沈黙 サイレンス
投稿: 2017年01月31日
10

果てしない苦悩の先に・・・。

 マーティン・スコセッシ監督にとって長年の悲願であった遠藤周作による小説「沈黙」の映画化。タイトルが意味するのは神の沈黙だ。人々は神に祈りを捧げ助けを求めているのに、神はなぜ沈黙を保ったままなのか。人類にとって永遠のテーマに挑んだ力作で...

ドクター・ストレンジのポスター
ドクター・ストレンジ
投稿: 2017年01月28日
8

アベンジャーズの戦いは、ついに四次元へ

 MCUに新たなヒーローが加わる。その名はドクター・ストレンジ。彼は魔法使いだ。強大な力を持ったヒーローが街を破壊しながら戦うのがアメコミ映画お決まりの見せ場になった昨今、物理的な力に頼らないアクションで差別化を図るあたりがいかにも商売上手...

マグニフィセント・セブンのポスター
マグニフィセント・セブン
投稿: 2017年01月27日
7

狙いを悪に、今こそ撃鉄を起こせ。

 アメリカでは銃の所有が認められている。民主主義の国だからだ。もし政府が国民の意思に反した悪政を行った時、国民は自らの手で主権を取り戻さなければならない。そのためには武器が必要で、じゃあ銃を持ちましょうという訳だ。  富と武力で街を支...

この世界の片隅にのポスター
この世界の片隅に
投稿: 2017年01月14日
10

あの頃、世界は色彩に満ちていた。

 平成生まれの自分にとって、戦時中の日本は歴史の資料集で見る白黒の世界だ。しかし、当時の記録媒体がそうだっただけで、実際の風景には色があった。当たり前だが、それに気付かせてくれる本作の意義は大きい。  当時は今のように娯楽もなければ生...

レビューバランス
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岸岡 卓志

孤高のイケメンチェイサー。映画に関する文章を書かせていただく等、地方都市から「映画」の素晴らしさを発信すべくがんばっています。

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Azumi Miyaji

エンタメ度高めな映画が好きです。アガれるか否かで評価する傾向有り。ドニーさん映画に甘い。ドニーさんが好き。

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田中 啓一

基本的にはレビューやめました。 雑感中心に書き込みます。ときどきガッツリ取り組みたくなるかもしれませんが、そんなときは、あーこいつコーフンしてんだなーくらいにご笑納ください。