映画『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』レビュー

ギャレス監督は宇宙モノもOKという証明

ギャレス・エドワーズ監督が撮る画が大好きだ。
「モンスターズ」「GODZILLA」に続いて本作でも期待を裏切らなかった。
ギャレス監督の特徴は何か、
それは物体のスケール感(大きさ)の出し方と、暗い夜の描き方。

スケール感の出し方というのは簡単なようで難しい、
CGで単純に大きいものを作ればそれで伝わるようなものでもない。
ギャレス監督の場合、
デカい物体をよりデカくみせるための比較となる建物や自然を
違和感なく配置するのが非常にうまい。
本作でそれを強く感じられたシーンはもちろんAT-ATウォーカーのシーン。
逃げ惑う人間たち、背の高い樹木、それ以上に大きいAT-AT、ばっちり。
それに加え現場(エリア)全体の様子が見える俯瞰の構図も特徴的。
このような俯瞰シーンはスター・ウォーズにはあまり無かったと思う。

そして夜のシーン。
ギャレス監督の暗闇は本当に暗い。
環境光などは最小限に抑え、ポイントポイントの光源でのみ描かれる。
テレビでは表現できな映画のメリットを最大限に生かした見せ方、
であるがゆえにギャレス監督の作品をテレビで見ると
映画館で見るよりも少し物足りなく感じられてしまうのかもしれない。

フォースの覚醒では久々のシリーズ続編ということもあって
実際の面白さよりも作られたことへの感謝の方が強かったが、
ローグ・ワンはストーリー、映像ともに優れた仕上がりだったと思う。
(最後おまけ、音楽マイケル・ジアッキーノ今回はいい仕事でした。)

9
ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリーのポスター
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
Koshun Azのプロフィール画像

Koshun Az

映画サイトを作ってます。他にもWebサイト、iPhoneアプリ制作などなど。

映画『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』に対するKoshun Azさんのレビューにコメントする

アカデミー賞2017

こんな作品もレビューされてます

マイティ・ソー バトルロイヤルのポスター

雷神・ライジング

  以前どこかのサイトで「映画とは破壊と再構築だ」的な理論...

女神の見えざる手のポスター

オピニオンリーダー・チャステイン

 米国に遅れること1年の日本公開となったが、相次ぐ銃乱射事...

ゲット・アウトのポスター

アメリカで黒人であること

 どっひゃ~! これはとんだ怪作、快作だ。 現代の低予算ホ...