映画『ジェイソン・ボーン』レビュー

しょぼーん

アクション映画としてつまらないというわけではないが、
ボーンシリーズで興奮してきた要素が全て無くなったと言わざるをえない。
言い方を変えれば普通のただのアクション映画に成り下がったともいえる。

言いたいことは山ほどあるけど、いくつかに絞るならば、
まず気になったのはアリシア・ビキャンダーのキャスティング。
ただただ終始暗い演技なだけでキャラがよくわからない。
もっと細かい点でいうとヘザー・リーという役名も微妙だ。
やっぱり「パメラ・ランディ」これでしょ!

暗殺者の存在価値もすごい微妙になった気がする。
彼らの能力ともいえる敵の行動の先を読む戦い方に興奮してきたのであって
位置情報を遠隔指示されて行動するのだったら暗殺者じゃなくてもできる。
スプレマシーやアルティメイタムで登場してきた暗殺者たちは
極めて不気味だった(ほとんど喋らないしね)。

それと合わせてスノーデン事件でおなじみとなったCIAの違法監視、
全世界の防犯カメラにアクセスできたり
電源のシャットダウンまで遠隔でできたり
ともかく戦い方としては卑怯極まりない。
今までのような逆探知される前に電話を切るなどといった
お互いに多少の制限がかけられている中での戦いに巧妙さを感じてきたのだ。
本作でこのような戦い方を展開してしまったもんだから
次回作はもっともっと高度な戦い方を練らなければならない。

1枚上手な知的で強すぎるジェイソン・ボーンの戦いが見たい!
それがジェイソン・ボーンの魅力であり
それがなくてはジェイソン・ボーンとは到底言えない!
残念!次回に期待、もちろん観る!

7
ジェイソン・ボーンのポスター
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Koshun Az

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