映画『マイ・インターン』レビュー

行動あるのみ

面白かったねぇ。
若者ばかりが働く急成長したアパレルIT会社に
定年をすぎたシニアがインターンとして雇われる。
一見すると矛盾したような組み合わせのように思われるが、
本作を観ればこの組み合わせは必然だったのかもしれないとも思える。

特に不思議に感じたのは、
30代半ばの自分が70歳の爺さんに感情移入してしまっていること。
どちらかといえば若い世代に近い立場にもかかわらず。
新しい環境に飛び込むことにおいては年齢は関係ないのかもしれない。

自分自身の個人的体験から「あるある」を感じた点をいくつかあげると
根拠なく適当に配属され、なおかつその上司が多忙な場合、
全く仕事の指示がない日々が続きやることがない。
また、上司が自分に全く声をかけずに外出する瞬間はすごいショック。
この描写は映画の中にもあったけど、当時の記憶が蘇った。
そして、やることがないので周囲の人間や部署との接触を図る。
自ら行動しなきゃあまりにもやることがないからね、
でもその姿が上司からすると「目ざとい」と映ってしまう。
これも見事に映画の中で描かれていました、お見事としかいえない。
(ちなみに、私もその数ヶ月後に異動させられた・・・)
他にも映画の中では問題がおきるのだが、
自分がイメージする解決策以上の解決方法を提示してくれる。

新卒だったら1ヶ月も耐えられないような状況に
確固たる信念と余裕をもって対処できる70歳デ・ニーロ、
かっこいいし、お手本にしたいと思える姿だった。
今すぐにでも彼を我が社で採用させてください。

9
マイ・インターンのポスター
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Koshun Az

映画サイトを作ってます。他にもWebサイト、iPhoneアプリ制作などなど。

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