映画『WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ』レビュー

人間の潜在部分を揺らす音楽、それがEDM

DJで成功を掴むことを夢見る主人公(ザック・エフロン)。
つるんでいる仲間はお世辞にも優秀とは言えない連中。
夢と現実の間でもがき苦しみながらもそれでも前へ進もうと努力する。
叶わない夢なんかさっさとあきらめて
安定した給料をもらうことが大人になるということなのか?
いつもつるんでいた仲間の間でも
次第に己の道を見つけるようになっていく。

この映画は今流行りの音楽ジャンルEDMを題材とした作品で
既存の曲をつなげるだけのDJではなく
曲作りをするDJにフォーカスされている。
DJが曲作り?ピアノも弾けないくせに?と小馬鹿にされがちだが
それを真っ向から否定するようなセリフが印象的だった。
曲作りのスタイルに正解はないし、
メロディだけでもない、ビートだけでもない、
音楽というのは作り手本人そのものだと言われた気がする。
アコースティックギター1本のソロだって、アカペラだって、
電子楽器だって、音楽は音楽、伝わるか伝わらないか。
本編最後のクライマックスでは
そのメッセージが見事に音楽で再現されている。

想像していたよりもしっかりと音楽を大事にしていた映画、
EDM好きならば当然観ておきたい。
趣味で音楽制作をやっている人たちにもおすすめしたい。

9
WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズのポスター
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
Koshun Azのプロフィール画像

Koshun Az

映画サイトを作ってます。他にもWebサイト、iPhoneアプリ制作などなど。

映画『WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ』に対するKoshun Azさんのレビューにコメントする

こんな作品もレビューされてます

マイティ・ソー バトルロイヤルのポスター

雷神・ライジング

  以前どこかのサイトで「映画とは破壊と再構築だ」的な理論...

女神の見えざる手のポスター

オピニオンリーダー・チャステイン

 米国に遅れること1年の日本公開となったが、相次ぐ銃乱射事...

ゲット・アウトのポスター

アメリカで黒人であること

 どっひゃ~! これはとんだ怪作、快作だ。 現代の低予算ホ...