映画『抱きしめたい 真実の物語』レビュー

瞬間、瞬間の饒舌さ。

感想はまとまらないものの、何かを残しておきたいと感じるので、覚え書きを。

ストーリーには、驚きの展開もなく、想定の範囲内で進められ、着地する。
ただ、そこまでに「饒舌な瞬間」が、何度か訪れる。

タイミングを逃しながらも強い誓いとなっていく回転木馬のキスシーン。
愛する人が闘ってきた現実と対峙するときに、握りあう手の強さ。
そのあと、無言の車内、耐える涙。
そして、最後の「あの言葉」が聞こえるタイミング。

それらの瞬間、瞬間が、想定内の展開から感情がいつの間にかはみ出していることに気づく。

錦戸亮の「佇まい力」、おそるべし。

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抱きしめたい 真実の物語のポスター
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茅野 布美恵のプロフィール画像

茅野 布美恵Freak

地方誌の編集者。映画は、ノンジャンルで鑑賞。基本的には、劇場で愉しむ主義です。その作品を観ないとわからないレビューになる傾向あり。情けない男が出てくる映画や、青春ものが好物。マイケルホリック(Michaelholic=マイケルホール心酔者)にして、パトリック(デンプシー)教徒。

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