映画『鑑定士と顔のない依頼人』レビュー

なんと声をかけていいのやら…。

人生、あまりに慎重に生き過ぎると、えらい目に遭うのだな。
適度に騙されて、適度に嘘に慣れて、適度に傷ついて…。
その繰り返しのなかで、ときどき幸福感を掴んでいけるラッキーを噛みしめたくなった。

「それって、この映画の感想?」と疑われそうですが、正直なところ。

「ソーシャル・ネットワーク」を思い出させるラスト。
鑑定士を演じきったジェフリー・ラッシュの姿に、観客は戸惑う。
「なんと声をかけていいのやら…」。

どこかで小さく聞こえもする。
「人ごとじゃない…」。

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鑑定士と顔のない依頼人のポスター
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茅野 布美恵のプロフィール画像

茅野 布美恵Freak

地方誌の編集者。映画は、ノンジャンルで鑑賞。基本的には、劇場で愉しむ主義です。その作品を観ないとわからないレビューになる傾向あり。情けない男が出てくる映画や、青春ものが好物。マイケルホリック(Michaelholic=マイケルホール心酔者)にして、パトリック(デンプシー)教徒。

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