映画『スーパーバッド 童貞ウォーズ』レビュー

青春コメディの大傑作

このジャンルで未来永劫語り継がれるであろうというくらいの名作。

製作・脚本のセス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグの自伝的な内容とあって、ハチャメチャな騒動のなかにも細部がリアルに再現されていて共感度高い。とくに主人公セスの鬱屈したモヤモヤがジョナ・ヒルのハイテンションな台詞回しで吐き出されるとき、作り手の思いが画面に宿る。

そして映画史に残る名キャラクター、マクラビンのオリジナリティといったら。演じるクリストファー・ミンツ=プラッセはその後「キック・アス」「フライトナイト」などで存在感を見せ付けているが、マクラビンこそが彼の代表作だ。

迎えるラストシーンはこの映画を傑作たらしめる白眉。その瞬間まで彼らの言動・行動に一切共感できなかったとしても、ラストシーンの彼らには胸がキュンキュンしてしまうこと間違いなしだ。

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スーパーバッド 童貞ウォーズのポスター
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芳賀 健のプロフィール画像

芳賀 健Freak

週刊朝日で連載。総合映画情報サイト オスカーノユクエ管理人。Twitterでせっせと毎日最新映画ニュースを配信中。

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