映画『ヒューゴの不思議な発明』レビュー

ヒューゴは別に何にも発明してないっすけどね・・・

M.スコセッシが3Dをどう料理するのかという興味で観た。ほぼ予備知識ゼロ。少年の冒険話かと思いきや、“スコセッシ版の『ニューシネマパラダイス』”とでも呼びたくなる内容で、「映画っていいなあ」「人ってすばらしい」という郷愁を感じることができれば感動&感涙モノの作品。そうでない人にはなんだか食い足りない映画になるのでは。 私は泣きこそしなかったが、かなり感動した。(その前の週に一度観に行って、ほぼ全編に亘って爆睡した、という後ろめたさもあったのかも、ですが。)前半、主人公のヒューゴの表情の乏しさやらじれったさになかなか感情移入できなかったのだが、その分ヒロインのクロエ・“キックアス”・モリッツの相変わらずの半端ない存在感振りを楽しむことができた。『キックアス』のときも思ったがこの子は10歳くらいは年齢詐称しているんじゃないかってくらい、訳知りな表情をするんだよなあ。子供が主人公=ファミリー映画、とは行かず、どう見てもおっさん好みな作品に仕上げてしまったあたりは、さすがスコセッシ監督!と言うべきか?それとも企画と作品内容と売り方のアンバランスがなければもっと全体的な評価が高くなったはず、と考えるべきなのか??映画で飯を食っていてこの作品を「嫌い!」と言い切るのはちょっと勇気が要るかもな…ちなみに私は「好き」ですけど。好きだけど、「今年のNO.1」と押すかというとそれもためらわれるなあ…

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ヒューゴの不思議な発明のポスター
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西村 大志のプロフィール画像

西村 大志

銀座でGoFun Picturesという制作会社やってます!

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