映画『天命の城』レビュー

韓国での撮影時に驚いたこと

韓国での撮影時に驚いたのは、韓国人メイクさんの、髭の付け方。

顔のアップの撮影でも本物のように見えてしまう。特殊メイクより時間もコストもかからない、ハリウッドでも流用されている技術。

時代劇ヒット作品が技術を産んだのか、この技術がヒット作品を生んだのか、とにかく素晴らしい。っていうか羨ましい。

冒頭の、明、清、朝鮮のスタンス、それぞれの家臣の敵対心、葛藤を明確に色分けして、観客の頭の中に、関係性を将棋盤の駒のようにマッピングしていく技術、テンポが素晴らしい。っていうか羨ましい。

戦闘シーンも規模で魅せるのではなく、

狭い山道、急勾配の崖で、小規模ながら、汗や血をみせる事でスペクタクル感を出す。

広い場所を使って人数が少ないスカスカ感が出るのを避ける、木々がある場所、自然の囲いのようなものがある狭い場所を上手に使う、素晴らしい。っていうか羨ましい。

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天命の城のポスター
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小川 勝広のプロフィール画像

小川 勝広

『ブタがいた教室』企画・プロデューサー
『乱暴と待機』プロデューサー
京都造形芸術大学・非常勤講師
東北芸術工科大学・特別講師

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