映画『ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた』レビュー

ストロングの意味

少し身勝手だけど行動は早い主人公をきちんと細かいシークエンスで冒頭にみせて、じわじわと効かせる。
仮ボストンストロング・ジェフボーマンの側面の、どこにでもいる青年ジェフボーマンにスポットを当てて、色々な事をあぶり出す、本作の切り口だ。
そして、本物の真ボストンストロング・ジェフ・ボーマンが誕生、ボールを投げて、ハグと握手を交わす。


こういう痛ましい実際に起こった事件にきちんと正面向いて矜持を示すという姿勢を小さなセリフに、そして・・主人公の一挙手一投足、考え思い悩み想い呟き舌打ち等々に反映させている。

♩世界中に建てられてるどんな記念碑なんかより、あなたが生きている今日はどんなに意味があるだろう♩

ハグをする習慣、握手をする文化、ほっぺにキスもする、そんな習慣や文化は、悲しい記憶や忘れられない経験を1秒でも分かち合い、一瞬でも忘れたい、そんなところから始まっているのかもしれない。

生きている、生きていた、だけで丸儲け

そのままでいい、そのままがいい

それがストロング

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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれたのポスター
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小川 勝広のプロフィール画像

小川 勝広

『ブタがいた教室』企画・プロデューサー
『乱暴と待機』プロデューサー
京都造形芸術大学・非常勤講師
東北芸術工科大学・特別講師

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