映画『ベルリン・シンドローム』レビュー

編集を変えれば・・・

編集をやり直せば、かなり印象が変わる可能性を持ってる作品。

サスペンス、サイコ野郎の怖さ、
男女の微妙な危険な展開(エロス含)が、
それぞれ中途半端に時間を掛けているので、
おもしろい!と腑に落ちないまま進んでいってしまいます。

ハラハラドキドキをメインの物語にするなら、最初のベルリン到着など不要で、もっと早く展開させる方がいいと思います。

男のサイコな癖(へき)をメインにするなら、学校での様子を早くからみたい。
冒頭に体育の授業をもってきたら少しは見やすくなるかもしれません。

2人の会話も一部しか後々に効いてきません。

ハラハラドキドキのみの作品が多い中、
それだけにしたくない気持ちはわからなくもないですが、割り切りや構成の推敲が足りないのでは?
例えば、読書感想の授業や体育の授業の学生との関係や会話の編集の順番も、もったいないように感じました。
各シークエンスは、しっかりと撮影してるのにもったいない。

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ベルリン・シンドロームのポスター
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小川 勝広のプロフィール画像

小川 勝広

『ブタがいた教室』企画・プロデューサー
『乱暴と待機』プロデューサー
京都造形芸術大学・非常勤講師
東北芸術工科大学・特別講師

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