映画『サスペリア』レビュー

ヌエの鳴く夜は恐ろしい・・・

【ヌエの鳴く夜は恐ろしい】・・・間違えました!
【決してひとりでは見ないでください】の意味がわかった。
「テンポが悪い!長時間過ぎる!」
アート作品は認めない症候群のターゲットになる作品。
または
「ホラー描写が甘い!説明セリフが多い!」
シネフィルウイルスの感染源になりそうな作品。
(※シネフィルウイルスに関しては「アンダー・ザ・シルバー・レイク」評をごらんください。)

アリオゾフィとその歴史に関する考え方、ナチスドイツ、ベルリンの壁、カルト集団、魔女狩りなど、単独でも複雑過ぎる問題が多牌している。
これが賛否の根源ではないだろうか。
それぞれを散発して、うまく繋げようなんてつもりは全くないないのでしょう。
ただし5章6章のコリオグラフと展開は凄すぎる。
Don’t think feeeel. エピローグでthink 。
ここに共感ではなく・・・共鳴?共振?可能な観客は大傑作と称えるでしょう。

しかし、そこが、何これ?普通じゃん、そもそも長過ぎる!ってなる観客にとっては退屈な時間。
そんな所をみんなでバーベキューでもやりながら話そうぜ!
なので
【決してひとりでは見ないでください】

8
サスペリアのポスター
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小川 勝広のプロフィール画像

小川 勝広

『ブタがいた教室』企画・プロデューサー
『乱暴と待機』プロデューサー
京都造形芸術大学・非常勤講師
東北芸術工科大学・特別講師

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