映画『スリー・ビルボード』レビュー

無関心という名のTSUNAMI

非日常→日常→忘却→透明
途方もない災害や凄惨な事件は世界中のいろんな所で起こっている。
身近な日本国内でも多くの災害や事件は記憶に新しい。
そしてそれは、良い事も悪い事も徐々に日常に飲み込まれていく。
そしてまるで無かったかのような案件として透明になる。
近代的な技術が発展しようとさまざまなデバイスが発明されようと
人々の無関心という名のTSUNAMIに飲み込まれていく。
そんなあり得ない思いや状況を小さなコミュニティで描く。
隣人の家族も性格も知り尽くしてる。
擦れ違う自動車も誰が何のために運転してどこへ行くかまでもいやでもわかってしまう小さな町の物語。
透明になりかけている、忘れられそうな娘の事を大きな看板で日常の中に放り込む。

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スリー・ビルボードのポスター
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小川 勝広のプロフィール画像

小川 勝広

『ブタがいた教室』企画・プロデューサー
『乱暴と待機』プロデューサー
京都造形芸術大学・非常勤講師
東北芸術工科大学・特別講師

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