映画『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』レビュー

エイミー・シューマーのアイドル映画として観れば、男性も満足。

 「40歳の童貞男」をはじめとして様々なコメディ映画のヒット作を手掛けるジャド・アパトー監督最新作。ニューヨークでシングルライフを謳歌するポッチャリ女子エイミーの、恋と仕事のドタバタをユーモアたっぷりに描く。

 一夫一妻制なんて知ったこっちゃない。毎晩違う男としけこみ、次の日には会社で同僚の女子に昨晩の情事をあれやこれやと報告する。完全に今どきのニューヨーカーによる、女子会ノリのガールズトーク。エッグい下ネタ満載の、男子禁制の映画だ。

 という訳で男の僕にはどうにも小ネタを積み重ねただけのコント集にしか見えず、残念ながら全米で高評価を獲得し1億ドルを稼ぎ出したパワーは感じられなかった。ただし収穫がなかったわけではなく、ヒロインを演じるエイミー・シューマーには思わず目を奪われた。

 ふくよかな体系が売りのポッチャリキャラではあるが、メリッサ・マッカーシーやレベル・ウィルソンのように健康を案じるほどの肥満ではなく、適度な清潔感と愛嬌を保った奇跡的なルックス。弾力のある肉体は見た目以上にアクティブで、劇中にはその動きを活かしたサプライズも用意されている。何よりお笑いキャラのせいで掻き消されているが、顔だって奇しくも同名のエイミー・アダムスを思わせる美形だ。ヒロインとしての魅力は抜群で、彼女の愛くるしさを眺めるアイドル映画と考えれば男性だって一見の価値アリだろう。

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エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方のポスター
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奥 直人

映画暦15年。思いのままをレビューにぶつけていきます。

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