映画『マックス・スティール』レビュー

アンディ・ガルシアよ、どうしてこんなことに・・・。

 人気アクションフィギュアの映画化という意味では、「トランスフォーマー」や「G.I.ジョー」と同じジャンルに分類されそうな本作。しかし、100億単位の製作費を投じてハリウッドの大手スタジオが手掛けたそれらとは異なり、本作は製作費わずか10億ちょっと。弱小スタジオが手掛けたB級映画である。

 お金をかけたからと言って決して良い映画が出来るわけではないのだが、本作もメジャースタジオ主導のもと大金を投じてヒット作のノウハウを活用すれば、まだマシな物になっていたかもしれない。そのぐらいこの映画の出来は酷過ぎた。

 意味もなく場面を右往左往する、苛立ちを煽るだけのブツ切りな編集。作り手の脳内だけで完結している自己満足な脚本。バラエティの再現ドラマ同然の演技と演出。アイデア皆無のチープなアクションは、日曜の朝の戦隊物にすら劣るクオリティ。こんな駄作で赤面物の醜態をさらしたアンディ・ガルシアは、完全にキャリアの汚点を残す羽目に。映画史の闇に消えて誰も思い出すことはない作品だろうから、ダメージは少ないとは思うけど…。

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マックス・スティールのポスター
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奥 直人

映画暦15年。思いのままをレビューにぶつけていきます。

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