映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』レビュー

熟してもなお次作に期待が持てるという満足度の高さに脱帽

面白い!
ブライアン(ポール・ウォーカー)がいないワイルドスピードに対して
ファンとしてもかなりの厳しい目で見たつもりだが、
しっかりと大作シリーズとしてあるべき進化を着実と歩んでいる。
主人公ドムが一言「Race War」と言えば
それだけでワイスピイズムは十分すぎるほど伝わる。
冒頭キューバでのレースシーンにおいては
フロントが燃え盛るボロ車で相手との差をどうやって縮めるのか
もちろんこの難局もドム流の豪快な作戦で見事にクリアする。

シリーズを重ねるごとに増していく仲間たち(ファミリー)。
ドライビングテクニックの高い連中らで構成されていた仲間も
今では筋肉があるか髪の毛がないかの率が高くなってきた。
でも不自然なことではない。
世界の凶悪犯と戦うのにドライビングテクだけで挑む方がむしろ非現実的。
ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサム、この二人がいることで
あっちでもこっちでも肉弾戦が楽しめる、まさに最強のチーム誕生だ。

車選びに関しても
日本車担当だったブライアンがいなくなったことは大きな痛手だが、
そのかわり本作で登場したドムの車3台は恐ろしいほどかっこいい。
特に最高なのはブラックの「ダッヂ プリムスGTX」。
物語の中盤くらいで仲間たちに四方を囲まれて追い詰められるシーンの車。
Amazonでこのモデルのダイキャストミニカーを探してみたが
やはり売り切れ、皆同じことを考えるようだ。

ワイルドスピードというシリーズが成長をしていくさまは、
彼らの原点であるストリートレースという狭い戦場から
世界のいかなる場所でも戦えるチームに成長したことと一致する。
作品のスケールが増してきた今、
原題(The Fate of the Furious)よりも「ワイルド・スピード」の方が
マッチしているのではないだろうか?
次作はもちろん劇場で観る!

9
ワイルド・スピード ICE BREAKのポスター
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Koshun Az

映画サイトを作ってます。他にもWebサイト、iPhoneアプリ制作などなど。

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