アフター・アース

2013年06月21日公開
アフター・アースのポスター
3

どんな映画

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フリークレビュー
2

お父ん、あかんで。

このレビューにはネタバレが含まれています。

設定では、人類が環境破壊の末に地球から逃げざるを得なくなり、他惑星に移住してから1,000年後。色々あって父と子だけが1,000年後の地球に放り出される。

その割に、本当に戦わねばならない相手は1,000年後の地球上にいる何者かではない。1,000年もの間誰も触らなかった割に、そこそこの予備知識もありそうな話の進み具合。1,000年後の地球に降り立った際の「発見」1,000年前の人類がどうだったかの「振り返り」などが一切無い。

恐怖とは何か。勿論自分の中にある。その源泉はどこにある何なのか。1,000年後の地球から1,000年前の人類を見遥かす視点を加えれば、子は父以上の「気づき」を1,000年後の地球から得られたはずだ。

そういうのが全くない。ワープまでした先で延々ホームドラマやってる。1,000年ではなく100年程度の時の開きにしておいて、愚かな人類の痕跡が残る中の冒険にしても良かったはずだ。舞台も魅力的、テーマも深遠、なのになぜこんなホームドラマになってしまった?「アホな観客にはこんなのがウケるんだ」と思って作ったとするならば、見事にスっ転んだ全米成績にも納得がいく。

椎名誠氏は「アド・バード」「武装島田倉庫」などで「異態進化」をモチーフにしたクリーチャーSFを描き、その生態一発で「人類の愚かさ」まで表現して見せた。
ここを攻めよう。日本人も、親バカ家族ボケのハリウッド人になら勝てる。余裕で。

子供たちの名前に思いを拾った。そこは感謝しとく。
だからこそ、その名前を背負わせてユルい話を作るな。

Daisuke O-oka
Daisuke O-okaのプロフィール画像
VTRディレクター
7

割と普通だった

このレビューにはネタバレが含まれています。

 普通に面白かったんだけど、もっと興奮したかったのでちょっと物足りない感じはして、ちょっと眠かった。それほど欠点もない割に、リアリズムに寄せようと頑張ったせいかあんまり興奮もない話だった。

 ウィルスミスは怪我をしていると言っても不動心の英雄だし、息子もちょっと内面の弱さはあるものの真面目でお行儀がいいばっかりのナイスガイで、クレイジーな人間味などが全くなかった。そしてサバイバルものとしてのDIY精神も足りなかった。いかだをいつの間にか作っていただけだった。変な動物を料理して食べてみて欲しかった。

 鳥がなんで助けたのか意味が分からなかった。巣を守ってくれた感謝なのかもしれないが、だったら始めから襲うなよと思った。

古泉 智浩
古泉 智浩のプロフィール画像
マンガ家
一般レビュー

『アフター・アース』のカラーレビュー

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