ソロモンの偽証 前篇・事件

2015年03月07日公開
ソロモンの偽証 前篇・事件のポスター
7.6

どんな映画

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フリークレビュー
8

すごく面白い

このレビューにはネタバレが含まれています。

 バブルが終わりかけの時代に起きた事件を回想していて、まだ携帯やネットのない時代で今とはいろいろと都合が違う。

 主役の女の子のオデコが横から見るとぽこんと飛び出していてすごく利発でまっすぐな感じがする。彼女の真摯で前向きな感じがすごくいい。

 ガリ勉のメガネが女教師を抑えつけた時にガリガリなのに案外力が強いところと、校長室で理路整然と女教師の体罰を指摘したところがすごくかっこよかった。思わず涙が出そうなくらいだった。

 竹原さんの体育教師っぷりもすごくかっこよかった。

 クレジットロールが終わった後の後編の予告が滅茶苦茶テンション高くて、一番こうふんするところでもあった。本編の興奮を凌駕してしまうのは問題なのではないだろうか。とにかく後編が待ちきれない。

古泉 智浩
古泉 智浩のプロフィール画像
マンガ家
8

中学生が、解放されようとする大人を演じてくれている。

いじめ。
これを描いた作品は、過去にも、ここ数年にもあった。
いじめる者、いじめられる者、傍観する者。
彼らそれぞれが、「自分を縛るものから解放されよう」とする姿は、どの作品にも描かれていたように思う。
だが、本作では、「解放から解決へ」が描かれようとされているのではないかと感じる。
さまざまな「事情」が描かれ、「だから、こうなった」の部分でぼやかされるのはもうたくさんだ。
本当に求められている「その先」を、描こうとしているのでは?

自分なりの「解放」を求める彼らの姿を見ながら、私自身が当時、自分なりに解放された瞬間を思い出した。
とはいえ、今の自分が「何に邪魔され、諦めてしまいそうになるか」は、過去の自分の経験に裏打ちされていると気づかされもする。
子ども時代に経験したいじめや環境は、脈々と受け継がれ、今の自分の傾向を形作るのだと感じさせる。

「都合」と呼ばれるもののために正義を捨てられない人たちには、彼らの「衝動のように見えて、冷静な決断」が背中を押してくれるような気持ちになるだろう。

後編、こんなに期待していいものだろうか?

茅野 布美恵
茅野 布美恵のプロフィール画像
会社員
一般レビュー

『ソロモンの偽証 前篇・事件』のカラーレビュー

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