シェフ 三ツ星フードトラック始めました

2015年02月28日公開
シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのポスター
8.1

どんな映画

まだ投稿がありません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
フリークレビュー
8

メシも映画も好きに作ればいい。

このレビューにはネタバレが含まれています。

メシを作る。旨い。そばにいる女がゴージャスだ。付き合いたい。好きなことがある。やりたい。それらに挑む過程は誰にでもあり、面白く描けば物語になる。この映画でSNSがやたら使われているのが象徴的だ。SNSは自分の人生という物語の一コマを人々に示す動きに他ならない。

そして、製作・脚本・監督・主演の四役(実に羨ましい)に取り組んだJ.ファヴローの人生をも反映しているのがこの映画だ。大作「アイアンマン」を仕上げてイケイケかと思ったら「スタジオに色々言われずに自分で集められる金だけで作るとしたら」と再考したのが企画の発端という。

ログラインもなかなかだ。レールに乗って成功したシェフ・カールは自分が志す料理をオーナー(D.ホフマン!)に拒否され、批評家(O.プラット!)に逃げたとクサされ、職場を捨てる。金は無く、次に拾ってくれる店も無い。激情にかられて組織を離れても、そこから先の人生はそうはウマくいかない。

とは言え、カールを信奉する仲間がいて、元妻(S.ベルガラ)や女友達(スカヨハ!)もいい感じに背中を押してくれる。自分には確かな腕があり、何より「こいつのためなら」と勇気を出させてくれる息子がいる。そこそこ恵まれていることに間違いは無い。

であれば、自分の身の回りをもう一度見渡してみてもいいぞ、とこの映画は語りかけてくれているのかもしれない。一人じゃない。思うままに探してこれだ!と声を上げれば、そばにいる親しい誰かが背中を押す。手をとって引っ張る。「求めよ、されば与えられん」そんな人生を送れということだ。

全編に満ちるサルサとロック、2人のメイン美女、エキストラのビキニガール達、旨いメシ、広がる旅路、ファヴローが好きなモノを映画の中に揃え、それは全ておれの好きなものだったわけだ。好きなことを追う人生をそのまま映画にしたファヴローが妬ける。その手があった。きっとやれるはずだ。

Daisuke O-oka
Daisuke O-okaのプロフィール画像
VTRディレクター
7

おいしそうだった

このレビューにはネタバレが含まれています。

 主人公は料理の才覚に恵まれ、ネット炎上以外には間違いを犯さず、周囲にも恵まれ、単に羨ましいばかりであった。料理人が腕一本で世間と渡り合う不良として描かれているのもかっこよかった。

 キューバ人かな、フードトラックで初めて料理をしてパンをサンドイッチかホットドッグみたいなのを食べさせる場面がとてもよかった。料理人としての喜びを存分に描いていた。出来上がった料理もすごくおいしそうで食べてみたい。特別に裏で買わせてもらう真っ黒こげな肉もすごくうまそうだった。

 子供も元奥さんも実に上出来な人物で、あらゆることが主人公に好都合で、ファンタジーに近い。そのせいかそれほど感動はしなかった。

古泉 智浩
古泉 智浩のプロフィール画像
マンガ家

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のカラーレビュー

  • 10
  • 9
  • 8
  • 8
  • 8
  • 8
  • 8
  • 8
  • 7
  • 7
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  

こんな作品もレビューされてます

新聞記者のポスター

【この国の民主主義は形だけでいいんだ】

 おもしろい! どれくらいおもしろかったか? 横のおじ...

パティ・ケイク$のポスター

ニュージャージーのラッパー NR

 ニュージャージー版、 サイタマのラッパー? ニュージ...