42 世界を変えた男

2013年11月01日公開
42 世界を変えた男のポスター
7.2

どんな映画

選手の動き自体はプロっぽさに欠けるもっさり感があったけど、打球の描写やランニングの臨場感(カメラアングルが巧い!)がやたらとリアルで、全体的にみると試合の撮り方がうまい作品だなぁと思った。

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フリークレビュー
8

よかった

このレビューにはネタバレが含まれています。

 硬球を木製バットで叩く、あの固いものと固いものがぶつかる感じがすごく迫力があった。また、ピッチャーの投球もすごく速くて重そうでメジャーリーグな感じがした。

 深刻な差別とに毅然と戦う主人公が、一点の曇りもないナイスガイで、彼じゃなかったら黒人のメジャー加入はもっと遅れていたのではないだろうか。しかし、ナイスガイぶりに若干乗れない気持ちもあった。クレイジーで下衆な面も見たかった。そんな彼が己と闘って差別とも戦うみたいな話ならもっと感動できたと思った。しかし、差別はかなり深刻なのでこのくらいでちょうどよかったのかもしれない。

 白人のチームメイトが脅迫状を受け取り、ハリソンフォードの部屋を訪れる場面で、以前にもらった脅迫状の束を出す場面がよかった。日本ではネットでちょっとした書き込みですぐ運動会を中止したりしてあまりに弱すぎる。見習ってほしい。ネットで書き込みするような連中は腰抜けに決まっているので、そんなのに歩調を合わせてどうするんだと思う。本当にやる男は、加藤みたいにさりげない書き込みをする。

 野球の場面がすごくよくて、しかもたっぷりあってよかった。野球映画としてはベストの一本ではないだろうか。

古泉 智浩
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マンガ家

『42 世界を変えた男』のカラーレビュー

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みんなのメモ

橋向 昭一

選手の動き自体はプロっぽさに欠けるもっさり感があったけど、打球の描写やランニングの臨場感(カメラアングルが巧い!)がやたらとリアルで、全体的にみると試合の撮り方がうまい作品だなぁと思った。